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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
6章 幸福
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80話 猫耳

「…なかなか雰囲気あるね。」

「そうだな。」


今は平山と二人でお化け屋敷に入っている。

中は予想よりも暗くほとんど見えなかった。平山はさっきから少し震えている。


「…怖いのか。」

「まあ、ちょっとね。」


そんなことを話していると不意に横に光が当たった。そこには井戸みたいなものがあり、中から何かがゴソゴソと動いている。


「な、何かいない?」

「…確かに。」


自分の後ろに隠れようとする平山。自分は何故か本能的に身構えてしまった。

そうして何か出て来るのを待って数十秒。何かがいても出て来る様子はない。安心したのか平山が前に出てきた。


「なんだぁ、何もでてこな…」

「うらめしやぁ!!!」

「うわぁぁぁ!!!!!」

「…………」


中から出てきたのは白装束を着た浦澤が驚かしに来た。そして頭には何故か黒の猫耳が付いていた。そんな浦澤に平山はビビリまくっていた。


「あれ、先輩じゃないですか。遊びに来たんですか?」

「…まあ、近くに来たからせっかくならって。」

「そうなんですかー。」

「…というかなんで猫耳なんだ。」

「あ、これですか。可愛いでしょー。」

「…そういう問題か?」


確かに似合ってるかもしれないが、お化け屋敷にそれはどうなんだ。


「にしても…平山さん、ビビりすぎでしょ。」

「だ、だっていきなり来たから。」


平山は今も足が震えていた。どれだけ怖かったんだよ。


「逆に先輩はビビらなさすぎでしょ。もしかして仁王なんですか。」

「なんだその例え。…明らかに何かいますって感じだったからな。」

「え〜、じゃあ次からはもう少し分かりにくくしよ。じゃあ二人とも、またです!」


そういって浦澤は再び井戸の中に戻った。

…ライトが当たる時点で分かりやすいもにくいもないと思うが。


「はぁ〜、怖かった。」

「…………」


あんな猫耳お化けにどれだけ驚いたんだよ。

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