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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
五章 目立ちたくない存在(じぶん)
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68話 打ち上げ

最後に春祇くんが会長から逃げ切って一位を取った。そしてそのおかげで赤ブロックは白ブロックのポイントを抜き一位になった。


「なんとか優勝できてよかったね!」

「そうだね!そういえば生徒会長って今まで体育大会で出ている競技全部一位だったらしいよ。」

「そうなんだ?じゃあ今年勝てたのはラッキーだったね。」


今はクラスで体育大会の打ち上げだ。私はクラスの女子たちとおしゃべりしている。

会長は本当にどうやら今まで負けなしだったらしい。だけど負けた。棒倒しもリレーも。

それは多分春祇くんがいたからだろう。棒倒しではあの異常な守備やステルス攻撃もすごかった。

リレーも春祇くんにやってもらってよかった。最後まで全力疾走してくれたおがげで勝てたし。


「と言うかリレーの最後で春祇のスピードちょっとだけ上がらなかった?」

「あー私もそう思った。百恵はどう思う?」

「うーん。ラストスパートって奴じゃない?」

「ま、そうだろうね。」


私はそう口では言ったが、内心ではそうとはあまり思ってない。

今日の春祇くんの動きをちょくちょく見てたけど、おかしいところはあった。まず、汗を一滴もかいてない。今日はなかなか暑くて私自身も普通に汗だくになった。だけど春祇くんは疲れたふりなどはしていたが、よく見ると息切れもしていなかった。まさかだと思うが全種目で手を抜いていた?


「まさか…」


そんなことはないと思ってしまうが、ありえない話ではない。球技大会でも終盤の動きは明らかにおかしかった。そうなれば隠れ鬼の時もそうだったのかもしれない。

なら、なら何故手を抜いているのか。その理由が分からない。


「あ、ジュースなくなっちゃった。入れ替えてくる。」

「いってらー。」


とりあえず気分転換にとドリンクを入れ替えに言った。他の席にもうちのクラスメイトが座っており春祇くんグループの場所を見て見ると羽島くんと平山くんと柏木くんがいた。何故か来ていたはずの春祇くんと紗羅さんがいない。


「あれ?春祇くんと紗羅さんは?」

「あ、水嶋さん?奏はなんか用事があるって言って帰ったよ。紗羅ちゃんも用事って。」

「そうなんだ。」


平山くんがそう言う。用事ってなんだろ?

私はそう呑気に考えながら春祇くんが手を抜いた理由を考えていた。













ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー













体育大会の打ち上げから早々に抜けて呼び出された学校の近くの場所に行く。そこには一人の影があった。自分はそれに話しかける。


「で、なんですか。観察やら呼び出しやらして何がしたいんですか。」

最近日が落ちるのが速くなりましたね。暗いと何も見えないから辛いですね。

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