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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
五章 目立ちたくない存在(じぶん)
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61話 ドリブル

綱引きが終わった。

結果は白ブロックが二位とまあまあな結果だった。綱引きはどれだけ息を合わして引っ張れるか、それが重要な勝負だ。

玉入れは一対十でも一の投げる玉が全部かごに入れられるなら勝つことも可能だ。だが綱引きはそれだけではない。一対十で一が勝つには一が横綱でもない限りとてもじゃないが不可能だ。

つまり一人がどうのこうのした所で綱引きは勝てない。全員で力を合わせないと勝てない。かと言って誰か一人がサボったりすれば勝てない難しい競技だ。

その競技で勝てたのはでかいのかもれない。


「よし、なんとか二位だな。これで俺たちが一位を取ればまだ一位のチャンスはあるぞ!」

「…まあ、リレーも勝たないと難しいが。」

「それはまかしとけ!俺がアンカーを走るから安心しとけ。」


安心できる要素はどこにもないが、まあいいだろう。

次は女子の棒倒し。それが終われば自分と羽島が出る男子の棒倒しが始まる。













ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー














「よーしみんな。作戦は分かったな!」


女子の棒倒しは三位とまずまずの結果だった。

現在の成績は白ブロックは三位。今の一位は赤ブロックだ。赤ブロックは玉入れ、綱引きを一位で通過している。幸い女子の棒倒しは五位という結果で終わっている。だが、ここで二位以上を取れないと一位はほぼ不可能と言っていいだろう。


「一回戦は緑か。…なあ奏、なんかうまく攻めれる方法とかないか?」

「…そうだな。」


今回は自分は棒を前で守る役割で、羽島は正面から攻める役割だ。

緑は見た感じ体型の大きい人が多い。守備力と攻撃力は強いだろう。だが、細かい動きにはついていけると思えない。


「サッカーのドリブルと同じ様にしたらいい。」

「?どういうことだ?」

「緑は見た所俊敏には動けるとは思えない。ドリブルする様に足を細かく動かして視線で誘導すれば簡単に抜けるはず。」

「そういうことか!分かった、やってみるぜ!」


自分は心の中で考えたことをそのまま言い、羽島はなんの疑いもなくやると言った。

信じてくれるのは構わないが、もう少し疑ったりすることもしないのか?と自分は思った。

運動するときは水だけではダメだと実感した今日でした。おかげで頭痛が来ましたので皆さんも必ず運動するときはスポーツドリンクにしましょう。

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