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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
五章 目立ちたくない存在(じぶん)
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59話 座右の銘

三年の徒競走も終わり、ここまでの途中結果が出た。

白ブロックは八位中三位だった。生徒会長率いる赤ブロックは一位だった。といってもまだ序盤なので差はあまりない。


「次は二人三脚だね。頑張ろうね奏!」

「ああ、そうだな。」


次の競技は二人三脚だ。二人三脚はスピードも大事だか何より息を合わせることが重要だ。

自分は平山と組む事になっている。羽島は柏木、紗羅は何故か水嶋と組む事になっていた。自由に組めるはずなのだから、紗羅が水嶋と組む理由はあまり解らない。紗羅に一度理由を聞いてみたが答えてくれはなかった。


「…はぁ。」


疲れる。いろいろと。














ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー











そして自分たちの二人三脚の結果は何故か一位だった。


「まさかみんな転けるとはね。」

「…あんなに綺麗に転けるんだな。」


平山の言う通り、他の走者たちはあまり練習をしていなかったのか転倒者が続出していた。なので簡単に一位を取れてしまった。


「あ、奏、途中結果出たよ。」


全学年の二人三脚が終わり、二度目の途中結果が出た。見てみると白ブロックは五位とあまりいい結果ではなかった。


「あんまりだね。勝てるかな?」

「…団体競技はポイントもでかい。一位を取り続けたら勝てるはずだ。」

「そうだね、頑張ろ!」


まあ、そんな甘くはないだろう。団体競技は勝つのが難しい。チームの団結力、メンバーの個性を理解して適材適所できることが重要だ。それをリーダーがどれだけ理解できているかが勝利の鍵だと自分は思う。

まあ思ってるだけで何かしようかなんて考えてはいない。自分自身は別に勝ちたいとはそんなに思ってないから。













ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
















今は昼休憩ということで羽島と平山と紗羅の3人と屋上で昼ご飯を食べている。グラウンドでも食べることができるので、屋上に人は居なかった。


「紗羅と水嶋さん、惜しかったな。最後ずれなかったら一位だったのに。」

「ゴールだと思って焦った。」

「確かにゴール前だとなっちゃうね。」


他愛ない会話をしている3人の中、自分は一人静かに、自分を観察してきた人物のことを考える。

確かにそんなようなことは言っていた。だがそこまでして自分を観察する理由がわからない。『あいつ』とはそこまで接点もない。何故…


「…ねぇ奏。大丈夫?」


考えてると横から心配そうに紗羅が自分を見ていた。


「すごい真剣な顔してたけど。」

「…いや、なんでもない。ちょっと眠いだけだ。」

「…なら良いけど。」


渋々だが、紗羅は引いてくれた。

まさか誰かに見られてるなんて言えないし、言うつもりもない。自分のことは自分で解決する。それが自分の座右の銘だ。

昨日は忙しくて更新できなくてすみませんでした。代わりに明日は二本投稿しますのでご了承を。

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