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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
4章 在る夏の日
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46話 デート?

自分たちは服屋に入る。さて何があるかと探そうと思ったら、奥に嫌なものが見えた。そこで足を止めてしまった。


「…どうしたの?」

「いや、奥に水嶋たちが…」


そう、なぜか水嶋と北見、それに如月が居た。水嶋と北見が仲良いのは聞いたが、なぜ如月まで。

いや、そんなことよりあいつらに関わったらめんどくさいことになるから早く…

そう思っていたら、如月が急に周りを見回した。


「ん?この匂いは奏くん!?」


…そういえば如月は鼻が良いとかなんとか。それにしてもこの距離で判るって。

キョロキョロしている如月と目が合った。しまった、さっさとどこか…

考えるよりも早く如月がこちらに来た。足速いな。

紗羅は水嶋たちがいることや、こちらに如月が来た瞬間に嫌そうな顔をした。


「な、なんでここに奏くんが!?…そ、それに紗羅さんまで!?」


よっぽど自分たちがここにいるのが驚いたのか、かなり噛んで喋ってる。


「二人で出かけに来ただけだ。」

「え、え、も、もしかしてデ、デデデート!!??」


何故そうなる。デートってやつは恋人やそれに近いもの同士がやるものだろ。ていうかどんだけ驚いてんだよ。


「いや、デートじゃなくてただ出かけに来ただけ…だ。」

「…………」


そう自分が言うと後ろ…紗羅からものすごい視線を感じた。なんだこの物凄い威圧は。


「そうなんだ…良かった。」

「…なにが良かったの。」

「え、いや、その、それは」


紗羅が急に如月が呟いたことに突っ込む。それに如月はやけに慌てた様子だ。

…なんだこれ。自分にはこの状況の意味が分からない。

そう思っていたら、水嶋と北見がこちらに気づいて来た。


「あれ、春祇くんに紗羅さん、奇遇だね。どうしてここに?」

「あ、本当にいる。」


水嶋と北見が話しかけてきたことで、この変な空気は終了した。


「二人で服を見にきたんだよ。」

「そうなんだ〜。」

「ああ、それじゃ。」


休日まで水嶋と喋るのは疲れる。なのでさっさと紗羅を連れて別れようとすると水嶋が自分と紗羅の腕を掴かんだ。


「ねぇせっかくだし、紗羅さんに似合いそうな服探そうよ。」

「いや、いいから…」

「そんなこと言わずに、さあさあ。」

「なんで…」

「は〜い行くよ〜!」


かくして水嶋たちに自分たちは連れていかれた。…めんどくさそうだな。

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