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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
4章 在る夏の日
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43話 好きな人

人数が多くなったので男子と女子の二手に分かれて座った。よく見ると知らない人も多かったので私はこんな提案をした。


「ねえ、せっかくだし自己紹介でもしない?初対面の人も多いしさ。」

「賛成です!では私から。」


そう言うと元気活発な後輩っぽい子が始めた。


「私は浦澤神奈です!趣味はお菓子作りで由那と同じクラスで料理部です!」


この自己紹介に続けて隣の子が言う。


「松川由那です。さっき神奈が言った通り同じクラスで料理部です。」


浦澤ちゃんと松川ちゃんか。二人とも仲は良さそうだ。

そして次は南ちゃんが自己紹介をした。


「私は羽島南です。和也くんとは義兄妹で、和也くんの将来のお嫁さんになります。ですので和也くんを狙ったら承知しませんよ?」


…愛が重いな〜、南ちゃん。


「…じゃあ次。私は如月美優で、奏くんとは昔、一緒の学校でした。」

「え、そうだったんですか?…先輩も隅に置けないな〜。」


如月さんが言ったことに浦澤ちゃんや他のみんなも驚く。まあ一人不機嫌だけど。


「………紗羅愛華。趣味は読書。」


不機嫌な紗羅さんが言う。分っかりやすいな〜。


「私は北見鈴。百恵とは同じテニス部。」


鈴が自己紹介を終え、最後は私。


「えー私は水嶋百恵。鈴と同じテニス部で、うちのテニス部はインターハイ出場します!」

「そうなんですか?頑張って下さい!」

「ありがと南ちゃん。」


これで全員の自己紹介が終わった。そして浦澤ちゃんがこんな事を言う。


「では早速気になったんですが…ズバリ!如月さんは春祇先輩のことをどう思ってるんですか!」

「え、ど、どうって?」

「さっき店に来た時、ずっと春祇先輩の隣を歩こうとしてましたよね、それに春祇先輩の事ずっとみてましたし。」

「え、う、うぅ〜。」


何これ如月さん可愛い。

確かに如月さんは廊下で春祇くんを見かけたらダッシュで行くぐらいだし。

南ちゃんも乗り出す。


「で、どうなんですか?」

「……………」


如月ちゃんは顔を真っ赤にしている。流石に可哀想だな。


「まあまあそれくらいにして、浦澤ちゃんはどうなの?春祇くんと屋上にいるらしいし。」

「あちゃーバレてましたか。」

「え、本当なの!?」


少し前に春祇くんを尾行してみたら、見てしまった。

というか如月さん、食い付きすごいな。


「まあ好きとまではないですけど、彼氏候補に入ってるかもですねー。」

「「………………」」


浦澤ちゃんが冗談ぽく言った。それに紗羅さんと如月さんは浦澤ちゃんの言葉に絶句していた。本当、分っかりやすいな〜二人とも。

その後もガールズトークは続いた。ちなみに私に好きな人はいない。なんでだろ。

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