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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
2章 球技大会
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19話 赤崎都武良

リーグ戦は3クラスあり、二年二組、二年一組、三年一組と、二年生が2クラスと少し意外な組み合わせになった。三年一組と最初に対戦し、なんとか2ー1で勝った。


「いやーあぶねあぶね。負けるところだった。」

「ほんとだねー。」


羽島たちの言う通り、最後の残り五分でクラスメイトがギリギリ点を入れたおかげで勝てた。この調子で大丈夫か?


「「「「「「キャーーーーー‼︎‼︎」」」」」」


「なんだ?」

「ちっ、どうやらあのイケメンのようだ。」

「イケメン?」

「奏って我が校の有名人、全然知らないんだね〜。」


余計なお世話だ、平山。だって興味ないし、関係ないものを覚えてても仕方ないだろ。


「あれはな、二年の中でもトップクラスのイケメンで、勉強、運動共に最高クラスの才能をもつ、憎きその名は....」


そばにいたクラスメイト、柏木鷹(かしわぎたか)が説明してきた。…急に新キャラ?羽島の役割じゃないのか?


「その名は、赤崎都武良(あかざきとむら)だ!」

「.................はぁ.....」

「なんだよ、春祇その反応は?」

「柏木のテンションが高いんだよ。」


柏木とはあまり喋ったことがないが、柏木はグループなどにはあまり固まらず、いろんな人と喋っているイメージだ。




「おい、二人とも終わったぞ試合。」

「お、どうだったんだ和也?」

「鷹よ、やばいぞ。4ー0で二年一組が勝ったぞ。」

「それはやばいな!どうする?」

「今からじゃ何もできない。頑張るしかないな。」


ちなみに柏木は羽島と同じサッカー部で仲が良い。平山とも何回か話している様子だった。

自分はイケメンと言われる赤崎を観る。顔のパーツ一つ一つがとても整っており、身長も高く確かにモテそうだ。証拠に女子がきゃーきゃーいってる。

どうなるかな、この試合。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








「おっしゃーーーー!!頑張って女子にアピールするぞーー!!」

「「「「「「おぉーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎」」」」」」

「そして俺らの敵、赤崎を倒すぞーーーー‼︎‼︎」

「「「「「「「「おぉーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

」」」」」」」」

「元気だね〜。」

「ただのアホだろ。」

「それもそうだね。」


平山を隣に、自分は呆れる。てか、だんだん雄叫びの声大きくなってない?どんだけモテたいんだよ?


「元気だね、君たちのクラス。」

「....ん?」

「お!びっくりしたー赤崎くんか。」


急に知らない声が聞こえ、自分たちはびっくりした。後ろを見るとあの赤崎がいた。赤崎が『笑顔』で質問してきた。


「ところで君たちはどんな感じて勝ってきたの?」

「んーそれは.....」

「おい、だめだ。」


自分は平山を慌てて止めた。


「どうしたの、奏。」

「平山、あまり情報を与えないほうがいいぞ。」

「な、なんで?」


分からんのか?まああんな他意のなさそうな顔で言われたら疑わないよな。

そんなやりとりしていると赤崎が笑った。


「ふふ、ごめん平山、ちょっと情報を聞き出そうと思ったんだよ。」

「え、どう言うこと?」

「赤崎はお前にうちのチームの作戦を聞こうとしていたんだよ。」

「そうなの?ひどいよ〜赤崎くん!」

「ごめんごめん、うまく聞けると思って。それにしても君、なかなか観察しているね。名前は?」

「....春祇だ。」

「春祇か、覚えておくよ。春祇はかなり頭がキレそうだね。気をつけておかなくちゃ。じゃあ、また。」


赤崎は笑いながら去っていった。


「赤崎くん、雰囲気とか他の人と全然違うけど、意外と話しやすいね。まあ、敵情視察とはびっくりしたけど。」

「そうだな。」


赤崎都武良か。あいつは水嶋と違って猫を被っているわけでもなく、あれがほぼ素なんだな。それにしっかり考えて行動している。コミュニケーション力も高く、まさにカースト最上位という感じだったな。赤崎は覚えておいたほうがいいかもな。


なんて考えてると、もうすぐキックオフだ。相手は強い。どうなるのだろう?

赤崎はよくあるできるイケメンキャラです。憎いですね。

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