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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
2章 球技大会
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18話 打つわけ無い


「そろそろ始まるぞ。」

「頑張らないとね〜」

「ああ。」


昼休みが終わり、いよいよ自分たちサッカー組のスタートだ。と言っても目立ちたくないから自分は地味にやる予定だが。

1回戦は一年一組らしい。ちなみにうちの学校は8クラスずつあり、自分たちは二組だ。学年は関係なく、三回勝った時点で、残った三クラスはリーグ戦になり、その中で最も勝ったチームが優勝になる。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー









「ピーーーーー!!」


ホイッスルが鳴りスタートする。早速 FW(フォアード)の羽島たちを中心に攻め上がり、自分もそれに合わせ進む。


「奏、いくぞ!」


そう言うとこっちに羽島がボールを渡してきた。そして敵がこっちにボールを取りに来た。


(めんどくさいけどよけるか。)


相手にフェイントをかけてあっさり抜ける。やっぱり素人には有効だな。

そう思っているとゴール前に来てしまった。あーめんどくさい。

かと言ってわざと取られるとだめだ。


「こっちだ、奏!」


羽島がボールを要求してきた。それに自分は『薄く笑い』、シュートフォームに入る。


「ディフェンス、頼む!」


相手はこちらにDF(ディフェンダー)を三人も使い、キーパーも止めに来た。


「はぁ.....」


打つわけ無いだろ、普通。

シュートフォームを一瞬で解き、羽島に強めのパスをする。羽島もそれが来るのを分かっていたようで、ダイレクトでシュートする。当然こっちに集中していた相手は止めれるわけもなく決まった。


「よっしゃー!ナイス、奏。」

「ああ。」

「凄いねー二人とも。」


羽島がハイタッチを要求してきたので、軽くする。平山にも同じことをする。


「奏が合図したの?」

「ああ、そうだ。」


平山に聞かれたので答える。事前に羽島とは軽く話しをしていたのだ。まあ、簡単な合図や作戦だが。


「よっし、お前らこのままいくぞー!」

「「「「「おぉーーーー‼︎‼︎」」」」」


羽島が言い、チームが吠える。なかなかやる気あるんだな、なんて肝心していると、


「そして、活躍して女の子にモテるぞーー!!」

「「「「「おぉぉーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎」」」」」


それを聞いて、自分と平山は、ずっこけそうになった。なんで後の雄叫びの方がでかいんだよ。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





1回戦はその後クラスメイトたちが決めたりし、3ー0で勝った。それに続く二、三回戦も難なく勝ち、見事リーグ戦に入った。


「まさか勝つとはな。」

「まあ、うちのクラスは運動神経がいい人が多いからねー。」


試合開始まで平山と駄弁っていると、うちのサッカー組の女子たちがこちらの応援にきていた。おそらくリーグ戦までに負けたのだろう。


「羽島くんたち頑張ってねーーー!」


相変わらず水嶋があざとく言う。そんなことに羽島たちは気づくわけもなく、


「このやろー羽島。水嶋に呼ばれやがって。」

「まぁ、これが俺の実力だよ!」

「「「「「クソーーーー‼︎‼︎」」」」」


仲良いね、君ら。

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