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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
7.5章 救えなかった者
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98話 終業式

今日は終業式だ。雪が降り積もっており、気温もすっかり下がっていた。

春祇くんが田之上さんを振った後は特に何が起こったことも無く、田之上さんは一週間ぐらいは少し暗い表情だったのを見たが、今は元気だ。

だが、春祇くんは見た感じいつも通りだったが、喋ったりすると反応がいつも以上に遅かったり、人の顔を見て喋らないことが多くなった。



「はぁ…」


心配だ。春祇くんは私の本質を初めて見破り、それでも目立ちたくないだのなんだの言ってちゃんと私を見てくれた。

私はそれが嬉しかった。そして初めて私自身から関わろうとした。そんな大切だと思える人がどんどん元気をなくしていく。それが辛いと思ってしまう。

やっぱり、()()()()ことなのかな…。


「あ、水嶋さん。」

「ん?どうしたの、平山くん。」


窓を見ながらぼーっとしていると平山くんがこちらにきていた。


「奏、今日まだきてないんだけど知らない?」

「そういえば来てないね。もしかして休みかな。」

「そうかもね。…あ、先生きた。」


野村先生が入って来たのでみんなが席に着く。


「じゃあホームルーム始めるぞ。あと、今日は春祇は休みだ。家の用事らしい。」

「…用事?」


春祇くんが家の用事?なんだろうな。

ちなみに後で羽島くんたちに聞いたが、春祇は去年も同じ日に休んだらしい。何かあるのかな、なんて軽く思っていた。

その時は。















































ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

















































「………」


雪道を歩く。

雪は軽く積もるほど降っていた。

この墓にも。


「…………来たぞ。」


自分は一人気味悪く墓に話しかける。

返事は来ない。もちろん。



「詩歌。」



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「二度も親を失った俺は今日も最強を目指す」もよろしくお願いします。

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