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元余生闇精霊はハトコと飲む

今日は何のもうかな♪

やっぱりワインかな?


「おいしいな、このワイン。」

モモヤが言った。

「うん、美味しいよね。」

私は言った。


あんまりお酒飲まないけど

美味しいワインとか少し飲むのは好き。


「ラーディク農業国のワイナリーで、まあ、そんなに有名じゃないけど、美味しいんだ。」

シグさんが微笑んだ。

やっぱり、私を膝の上抱き上げてるんですか…。

なれちゃったよ。


ラーディク農業国産ワインとか、

チーズとか、生ハムとか、タコのクレシアマリネとかおつまみも出てる。


まあ、私たち大人ですから飲み会ですよ。

しばらくのんでなかってから飲み過ぎ注意。


「そうですか、かえりに師匠に買って帰ろうかな?」

モモヤが言った。


酒豪だもんね、守護のキユリ。


「よく、こっちの世界こられたね。」

私は言った。

「まあ、師匠は守護戦士として、護り人のルーアミーアの王妃様の守護業務で出ることがあるからな、オレの護り人はハトコのお前だろうとゆるしてくれた。」

モモヤが言った。


師匠がオッケーだせば界渡りできるのかな?


『時代は変わりましたね、キユリが守護戦士と兼業。』

センカが言った。

「そういや、千嘉から時々聞こえるおっさんの声はなんだ。」

モモヤがワインをのみながら言った。

『うーん、モモカは今回も鋭いね。』

センカが言った。


「モモカ?オレはモモヤだが。」

モモヤが言った。

「あのさ、私の前世はえーと、天彩のキユリなんだってさ、でモモヤは小さきキユリなんださ、前世。」

私は言った。


「オレ、お前の事妹のように思ってるけど、男だったら守らないぞ。」

モモヤが言った。

『モモカには冷たくされました、まあ、最終的に愛のためにその弟子モモカを誘拐しましたけどね。』

センカが言った。

「おい…オレ、千嘉が男でなくてよかった。」

モモヤが言った。


まあね、私も同性じゃなくてよかったよ。


「モモヤさんはキユリの町最高位の占い師なんですよね。」

黙って聞いてたシグさんが言った。

「ええ、まあ、次代ですけどね。」

モモヤが言った。

「母が会いたいといってるんですが、良いですか?」

シグさんが言った。


「いいですよ。」

モモヤは安請け合いした。

「タコのクレシアマリネ美味しいね。」

私は言った。


モモヤがその後『異世界の占い師』という木彫をつくられて。

なんで、半裸なんだー!と騒いでたのはいい思い出だ。


「レーギュウスの奴は占い殿出入り禁止になったから帰ってこれるようになったら安心して帰ってこいよ。」

モモヤが言った。


『レイは踏んだり蹴ったりですね。』

センカが言った。

「そういや、あいつにも前世わかってるのか?」

モモヤが言った。

『レイは豊穣皇帝レーディオースですよ、私の愛しい人です。』

センカが言った。


「げ…レーギュウスが男に興味無くてよかったよ。」

モモヤが言った。


まあね、そうだよね。


「いっそ男しか興味がなければ面倒がなかったのに。」

シグさんが言った。


なんか、黒いよ、シグさん。


まあ、いいや今日はのもうっと。

飲み過ぎたって

自分の部屋だもん。


今日はみんなで枕をならべて討ち死にしようよ。


本当にみんなで雑魚寝しちまったよ。

頭痛い~。

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