序章
筆者は文才0ですので、何かあれば容赦無くぶった斬ってください笑
主人公が迷子になりそうな予感…
広大な森が広がっていた。
その森は人の手が及んでいないことにより異常な発達を遂げた植物たちによって、昼であるにもかかわらず日が地面まで届かないほどだった。
そして、ここでは多くの生き物達が弱肉強食の世界で生きていた。
そんな森に1人の少年が倒れていた。
その少年は130cm程の体で、黒髪、その幼い顔はまだ10にも満たないようであった。
周りの木影には腹を空かせた獣達がお互いを牽制しあっていたが、
「う…頭が痛い…」
倒れていた少年は頭を辛そうに抑えながらも起き上がり、
「ふむ、ところどころ覚えていないが、とりあえず成功したみたいか…?」
そう呟いた。
突然起き上がった少年に獣達の注目が集まって、緊迫した空気が漂い始めた。
そんな中、少年は特に緊張した様子もなくこう言った。
「身体の調子を確かめるためにも、軽く運動しておくか…」
この一言で、緊迫した空気は一気に爆発し、獣達が一斉に少年に襲いかかった。
獣達に覆い被さられる瞬間に少年が浮かべた笑みに気付いたものは、勿論誰もいなかった…
後の歴史家達は口を揃えてこう言う…
世界の運命が変わった日であると…