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静寂(シュティル)なギフトは雫となる

静寂(シュティル)なギフトは雫となる ―潜秘を持つ者―

作者:霜夜 薇
最新エピソード掲載日:2025/11/26
人と目を合わせるのが怖い。
そんな視線恐怖症を抱える少女・朱鈴。
十四歳で魔法学校の中・高等部を飛び級卒業し、その後は魔法ではなく一般の通信制大学へと進学。
外に出る回数は少なく、閉じた世界の中で生きていた。
自らの興味を追い求め、興味を持った分野の知識を独学で深めていく日々。
小さい頃から植物が好きで、そこから枝分かれに派生した毒物。それは朱鈴にとって、一人で生きていけるようにするためだった。

そんな中『〝魔法の幽才〟』と呼ばれる謎の魔法使いの噂が一部で広がっていた。名前・年齢・性別全て謎の正体不明の人物。
ただその魔法使いの使う魔法には色んな噂が存在し、一つ合致したのは――「真似はできない技法の魔法」と言われていた。
誰もが羨むほどの天性の才を持ちながら実在すら疑われる。
いつの日からか、その存在は〝幽才〟と呼ばれるようになったも、〝本人すら〟その事を知らないうちにだった。

一方――ネットの片隅にはもう一つの異名が通っていた。
『冥月(めいげつ)』と呼ばれる人物。
植物や毒の知識を駆使し、限られた情報から特定・解析。
そして曖昧な記録や断片的な事から導き出される確かな真実。
依頼を請け負いながら、次第に『〝植物毒の慧才〟』と呼ばれていた。

「〝幽才〟と〝慧才〟」
全く異なるふたつの才能は、静かに交差する。
すべては一人の〝誰か〟によって起こされ、解決まで至っていたこと。
影で動きながら表舞台には出ない人物。

――何気ない日常にある『毒(ギフト)』
それは善か悪か。
〝静なる毒という名のギフト〟となるのか…。
――喫茶店からの予期せぬ出会いから物語は動き出す――
1.視線が怖い異質人
2025/08/29 20:10
3.それぞれの魔法
2025/08/30 20:17
4.植物は少女の好奇心
2025/09/03 20:00
5.才能の開花
2025/09/03 20:22
6.リビードーと実践ありき
2025/09/09 21:09
7.灰猫
2025/09/11 19:23
8.代理人
2025/09/11 20:03
9.嫌な予感
2025/09/20 18:26
10.幽才様
2025/09/24 20:25
11.僕の女神
2025/09/27 20:08
12.名前
2025/09/30 20:03
13.碧羽と紗綴
2025/10/16 19:30
14.不機嫌な冥月
2025/10/23 19:58
15.黒塗りの円
2025/10/28 19:35
16.隠された部屋
2025/11/26 22:25
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