メイクアガール
レンタルで借りて視聴。
何やら色々と情報をかき集めて見ていると天才稲葉の復活ストーリーらしい。
映画ではサッパリその辺りが分からないが小説等ではそうらしい。
明と0号の何かゴチャゴチャしたやりとりはやはり霧にかかったような印象しかない。
単なる舞台設定としての登場人物達。
何か最後辺りまで下手な演劇を見せられている感じしかしなかった。
盛り上がる場面の誘拐された0号を追うシーンやアキラがナイフで切りつけられるシーン、0号が意識を失う辺りも何か霧がかかった印象しかなく。
この作品で唯一印象に残ったのは最後の0号が研究室で椅子に座ったシーン。
それは母親である稲葉の人格か0号の人格か、融合人格か。
映画だけではそもそも何も分からずに終わる作品。
アキラさんからアキラ君呼びになり違和感だけが残りモヤモヤする。
ソルトのデザインは素晴らしい。
SFというかファンタジーである。
私的には稲葉という人物だけが登場人物であり後は全て背景にしか見えなかった。
本来の意図されるトコロは知らないが稲葉が0号を器としてデータを上書きし移ったのなら最初から稲葉を主役として、そのストーリーを観たかったという気が。
あるいは稲葉は弾かれ0号が稲葉の知識データを吸収した…とも。
しかしエンディングのバイトシーンを見るにデータが初期化されている印象もあって何が何やらである。
寝ていた間に初期化でもしたのかね?。
よく言われる説明不足は確かに説明不足だ。
ちなみに私は小説とかを読む人ではないので。
色々考えても結局この作品は何が言いたいのかさっぱり分からない。