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人が面白いと思った小説に、作者の分際で何ケチつけてんのよ

「人が面白いと思った小説に、作者の分際で何ケチつけてんのよ」


はい、作者の分際で自分の作品にケチをつけてはいけません。

この台詞を知っている人は響を知っている人ですよね?。

私はこの作品、漫画ではなく実写映画で随分前に観ました。

原作タイトルは響 〜小説家になる方法〜

作者・柳本 光晴氏

ビッグコミックスペリオールにて連載されていた。


主人公は鮎喰響。

天才小説家。

若干15歳で芥川賞と直木賞の同時受賞圧倒的才能。

曲げない信念。

万能感。

痛快な行動。


天才というキャラは狂を持つ。

その常識離れした狂はある意味常人を惹きつける。

天才と言うか突出した才能ある狂人か。


映画は漫画原作の途中までを描いている。

役者の演技はともかくストーリーは面白かった。

比較的原作に忠実だとか。

興行収入的にはどうかは知らないが漫画原作の実写映画としては成功している部類だと思われる。


この手のキャラや作品は何かしら名言「迷言」を残す。


「小説家の仕事はただ日本語を並べることじゃない。人の心を動かすのが仕事でしょ」

「つまらないって言うのは構わない。でもちゃんと読んで判断しなさい。そうじゃないと卑怯よ」

「誰にどう思われてもいい、私は私が書きたいから書くの。書きたいものがある限り書き続ける。私はそうやって生きていきたい」

「あなたの小説を読んで面白いと思った人は少なくともいるわけでしょ。売れないとか駄作とか、だから死ぬとか、人が面白いと思った小説に作者の分際で何ケチつけてんの」


当時映画を観て思い出したのがアカギである。

アカギ 〜闇に降り立った天才〜

作者・福本伸行氏

近代麻雀にて連載されていた。


アカギもまた天才キャラとして描かれていた狂人である。

麻雀の強者。

死にたがりの狂人。

狂気の沙汰ほど面白い。


アニメ版では他を寄せ付けないアカギの強者感増しで描かれた。


それにしても私もこうした天才キャラというものを書いてみたいものである。

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