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スケバン刑事

スケバン刑事というと麻宮サキであり麻宮サキというと斉藤由貴である…それ以外は認めねぇ‼︎と考える私は古い時代の人間である。


実写TVドラマがよく知られているスケバン刑事だったが元々は和田慎二氏による漫画。

1976年〜1982年まで連載。

私は原作漫画の方は見たことがない。

原作の方は二部構成となっていて一部が死刑判決を受けた母親の執行停止を条件にスケバン刑事として麻宮サキが学生刑事として学園や学校を舞台に事件に挑んでいくという内容。

海槌剛三みづちごうぞうや海槌三姉妹との戦いも一部で描かれているらしい。

これはTVドラマ版スケバン刑事において斉藤由貴演じる麻宮サキの戦いがこれに当たる。

二部では麻宮サキを主人公に新たな学生刑事の登場や青狼会、日本を裏で操る信楽老との対決を描く。

TVシリーズでは1で麻宮サキがライバル海槌麗巳みづちれみと相討ちになって死んだためスケバン刑事IIでは南野陽子演じる五代陽子またの名を二代目スケバン刑事麻宮サキが原作二部の舞台を戦う事になった。


ここまでが原作の物語をなぞった話である。

といっても原作とTVシリーズは色々と違うようでTVシリーズしか見ていない私にはどう違うのかは分からない部分が多数である。


ちなみにTVシリーズの方を言うと

スケバン刑事、放映1985年〜

スケバン刑事II少女鉄仮面伝説、1985年〜1986年

スケバン刑事III少女忍法帖伝奇、1986年〜1987年

がある。

IIIのほうは浅香唯演じる風間唯またの名を三代目スケバン刑事麻宮サキが姉達と共に敵の忍者集団と戦うといったストーリー。

これもうスケバン刑事じゃないよね…とは思うが元々は別の忍者モノ番組として企画されていたものを諸事情でスケバン刑事として出しましたという流れだったと聞いた事がある。

まぁ、私はIIIも見た記憶があって風間三姉妹は何となく覚えていたりする。

ちなみに原作者の和田慎二氏はIIがお気に入りでIIIは激怒したとか何とか。


実写映画では

IIの後日譚である「スケバン刑事」、1987年

IIIの劇場版「風間三姉妹の逆襲」、1988年

「コードネーム=麻宮サキ」、2006年

がある。


2006年に公開されたコードネーム=麻宮サキは松浦亜弥演じる四代目スケバン刑事麻宮サキが現在の[2006年当時]闇に挑むという形だった感じ。

サキの母親役として初代スケバン刑事役の斉藤由貴が出演した事でその部分だけ話題になった記憶が。

あとI、II、IIIで暗闇警視役として出てきていた長門裕之氏も再び同じ役で登場というのもあった筈。

原作者和田慎二氏がIIIに怒ってその後の映像化を断っていたらしいが主演があややならと映画化を認めたというエピソードは有名らしい。

とはいえこのコードネーム=麻宮サキは大して興業収入も伸びず話題にもならずに撃沈した。

脚本がグダグダだったというのが主な理由であり私も観た記憶はあるが殆ど内容は覚えていない。

松浦亜弥もスケバン刑事として役に合っていたかと言うと…。

つまりせっかく出てくれた斉藤由貴の無駄遣いとでも呼べる作品だった。


実写TVシリーズの印象が強いスケバン刑事だがアニメもOVAが作られていたりする。

1991年に「誕生篇」「逆襲篇」が出された。

こっちはシティーハンター好きな作者の希望で声優の伊倉一恵さんと神谷明氏が麻宮サキと神恭一郎を演じた。

今聞くと役柄の声に違和感があるが90年代という時代を考えるならば仕方のない事か。

話として鷹ノ羽学園を舞台に海槌一族と戦うという原作一部の内容。

当然麻宮サキはここでは死なず二部の戦いに続く…筈だが制作はされなかったようだ。


ちなみに漫画版では他の作家さんによるスケバン刑事も近年月間プリンセスで掲載されていたようだがここでは省く。


最後にサキのセリフを

「てめぇら、許さねぇ」

「おまんら、許さんぜよ」

「せからしか、きさんら許さんわい」


それにしてもスケバン刑事って何か今でも人気あるみたいね。

いや、若い子らは知らないだろうけど。

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