八犬伝
実写映画の八犬伝。
上映されたのは去年かな?。
監督は曽利文彦。
それでレンタルして観てみる。
曲亭馬琴の南総里見八犬伝執筆の話。
葛飾北斎との交流、その他色々。
里見八犬伝は読んだ事がない。
名前は知っているが。
まぁ、読んではいないが8人の剣士?がどうたらとかいう程度の知識ぐらいか。
何か28年間に渡る連載らしいが馬琴が亡くなったのは1848年らしく、これはあと5年で黒船来航であり幕末に入っていく時代でもあり驚いた。
馬琴も北斎も江戸中期ぐらいの人物だと思っていたもので。
葛飾北斎も絵を見る能力に欠けている私には興味の範囲外でもあり詳しく調べた事が無かったもので。
と言う訳でこの映画では得るものがあった。
それにしても失明後に完結させるのは凄い事である。
価値ある小説は完結させなければならない。
私の小説もどきはその範疇には含まれないため完結させる価値も必要性もないが。
ちなみに八犬伝には今回の映画とは別に1983年に監督・深作欣二作品の里見八犬伝があった。
観ていないけれど。
若い頃の薬師丸ひろ子や真田広之等が出ているようだ。
この時代の映像って荒いのでDVD画像だと壊滅的だろう。
とはいえ配信でHD画質があるのでリマスターはされているだろう。
何ならBlu-rayでも売られている。