表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生聖女の異世界飲酒生活!   作者: 餡ころ餅
1/6

起きたら異世界?一体何がおこったの?

 心地のいい風が私を眠りから覚ましてくれる。

起きてみるときれいな青空、視界一面に広がる緑、そして空を飛ぶ大きなドラゴン。

「・・・・ドラゴン!?」

私、酒咲かざりただいま絶賛混乱中。

「何ここ知らない場所なんだけど、電車は?ビル街は?会社は?」

確か、寝る前は会社の飲み会でたくさんお酒を飲んで酔っ払ってからの記憶がない。しかし、こんな何もない自然にたどり着くはずがないのである。

「まずいろんなとこに連絡しないと。ってかばんも携帯もないしほんとに何が起きているの?」

ただただこの不思議な現象に驚愕しているだけだったが私の手元に一枚の手紙らしきものがあるのに気づいた。

 「酒咲かざり様へ 突然のことですがあなたは元の世界で死亡しました。死因は泥酔したのち駅のホームに転落しそのまま電車にひかれた事故死です。本来死後、魂は天界へ行き審判を経て天国もしくは地獄へと行くのですが時々選別された魂を異世界に送り転生させることがありまして、あなたはその選別に選ばれました。特に世界を救うなどの使命はなく自由に過ごしてもらうとともにいくつかのスキルを与えた状態で転生させました。それでは説明はこれにて終了ですのでお元気で。転生担当天使 イキカエルより。」

 手紙を読んでわかったことは私は電車にひかれて死んだこと、選別とやらに選ばれて異世界に飛ばされたこといくつかのスキルがあること。

「これじゃ元の世界で流行っていたネット小説の物語じゃん。まぁ世界を救ったりするとかの使命がないだけましか」

 しかしこれからどうしたものか、スキルの詳細も教えられていないし異世界となると危険がいっぱいである。

 「とりあえず歩くか」

そうぼやいた後、ひたすら当てもなく歩いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ