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したんだ

作者: 四季

失恋したんだ あの秋の日

突然告げられた別れを受け入れられなかった

絶望したんだ あの秋の日

突然告げられた別れに生きる意味失う


青い海が波打つ 白い砂浜の記憶


遭遇したんだ あの冬の夜

偶然の始まりに熱を受け入れられなかった

紅潮したんだ あの冬の夜

偶然の再来に熱が蘇る気がして


人の海が波打つ 暗い街中の記憶


悲しかった無彩色の海を越えて

訪れる春の温もり

もしそれが幻にすぎなくても

信じたい春の香りを


そして 時が過ぎ——


今も思い出すのは

初めて見た涙

いつも懐かしむのは

初めて見た微笑み


今も悔やんでるのは


再び来た


さよなら

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― 新着の感想 ―
秋から冬へ冷えていき、冬から春へとあたたかさを取り戻していく。 そんな気持ちと季節と重なりに、語り手の心中がより強く感じられました。 語られぬ夏を思わせる中、心残りがありそうなその様子に、また寒い季…
[良い点] 繰り返して書くと心に響いていいですね
2019/11/17 01:35 退会済み
管理
[良い点] 拝見いたしました。言葉の反復している箇所での雰囲気の余韻がとても印象的と思いました。ありがとうございました。
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