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神火のクレイオス  作者: 宮川和輝
第1部 悪鬼跳梁血戦
37/64

37 暴虐悪鬼(6)

 太陽神が地の果ての向こうに没し、彼の威光の残滓だけが地上に残る。

 黄昏の紅蓮の下で、戦士たちは緊張と恐怖の帳に包まれていた。

 眼前には、全身を深紅に染め上げた未知の化け物。視界が悪くなりゆく現状で、その異貌はあたら恐ろしいものに見えていた。

 様子を窺うように――或いは獲物を選ぶように斥候部隊の四人を見据える化け物は、先ほどまでの蹂躙劇から一転、静止している。その隙にじりじりと距離を離し、ディルとイドゥ、アリーシャの三人は息を整えるモイラスのもとへ集った。

 そこで、なるべく刺激しないように声を潜めたディルがモイラスに尋ねる。


「なあ、隊長。あんたあいつのこと知ってるのか?」

「なんだその口のきき方は……いや、今は良かろう」


 この緊張の状況下で身分差のことなど忘れてしまったのか、ディルの言葉は気安いものだったが、モイラスの方もそれを咎めている暇はないと判断した。

 それから数瞬ためらうように視線を落とし、その後に舌打ちと共に口を開く。


「……王都の方では、こちらよりずっと前から目撃情報が入っていた。あの苔色の小人どもに『ゴブリン』という呼称がつく程度にはな。その中に、わずか数件程度だが、二ベルムル半もの巨体の魔物モンストルムの情報があったのだ」

「じゃあ、あんた、こんなのが居るかもしれないってわかってたのかよ」

「一丁前に貴族を責めるな、下郎。情報は武器であるが、みだりに触れ回ってよいものでもない。それに、この南からはこいつの情報が挙がってきては居なかったからな。今回限りの付き合いの貴様らに話す必要もなかっただけだ」


 小人以外にも魔物が存在すると言うことを知っていながら、モイラスは黙っていたのだという。そのことをディルが咎めるように苦渋を告げるも、鼻先で笑われて切り捨てられた。

 王都からすれば、正規の部隊でもない傭兵崩れに重要な情報をくれてやるつもりなどなかったということだ。そのことに悔しげな表情を浮かべるも、しかし知っていたとて何か有効な手が打てたかと問われれば否だ。

 それが理解できるディルは文句よりも沈黙を選び、そこへアリーシャが問いを投げかける。


「それで、隊長さん。何か作戦はあるの? 正直……このままじゃ全滅よ」


 額から流れ落ちる汗を拭うこともせず、アリーシャは現実を口にした。

 矢撃を通さぬ表皮、鉱人族ドヴェルグ以上の怪力、巨躯からは考えられぬ俊足。

 いずれをとっても凶悪だ。総合的に、ここに居るメンバーではどうしようもないという事実を突きつけてくる。

 だからこそ、クレイオスが居れば――という考えをアリーシャは一瞬だけ思い浮かべ、すぐに捨て置いた。彼も村のどこかで戦っている、頼りきっていてはいけない、とアリーシャは己を叱咤する。

 故に、この場を乗り切るために隊長たるモイラスに作戦の有無を問いかけたが、当然ながら返答は芳しくなかった。


「……あれば、すぐにでも実行するに決まっておろう。魔法師マギア・カネラーのイドゥ、何か有用な魔法マギアはないのか」


 苦虫を噛み潰したような表情で、貴族は首を横に振る。何はともあれ戦力が足りない、と。

 これが十人、十五人の小隊規模であれば、数の差でどうにかできるやもしれないが、たったの四人では作戦もなにもありはしない。そもそも三人がやられてしまった時点で半壊しているのだから、部隊としては終わっているも同然だ。

 故に、瞬間的な火力を有する魔法の使い手イドゥに手札はないのかと問いかけた。魔法であれば、状況をひっくり返すほどの代物があるのではないか、と。

 その問いに、少しだけ顔の青いイドゥは短い首肯で以て肯定した。


「ええ。一つ――いえもしかしたら二つ、私の修得している魔法マギアなら、もしかしたら」

「ほう、それは良いことを聞いたな。だが、悪い知らせもありそうな顔をしているぞ?」


 彼女の答えに、しかしモイラスはどこか愉快そうに反駁を投げる。

 事実、生体魔素ウィータ・マグを大量消費したことで青い彼女の顔には、苦渋の色がにじんでいた。

 ゆっくりと頷き、イドゥは問題点を一つ一つ連ねていく。


「残念ながら、その通りです。まず、詠唱ウォカーレに時間がかかること。次に私の魔素マグが足りるかどうか。そして、あの表皮を貫けるかどうかわからない、というのが難点です」

「ハッ、驚くほど頼りないな。確実性に欠ける。だが、我々はそれに頼るしかないようだ。全くもって忌々しい」


 モイラスはもはやこの状況に諦念が滲んでいるのか、少しばかり投げやりな態度になっていた。

 だが、抜いた剣の切っ先は落ちずに真紅の魔物に向いたまま。言葉の通り、イドゥに賭ける気持ちは折れておらず、生存までは諦めていなかった。

 ディルもまた円盾ラウンドシールドと長剣を構え、「さて、腕の見せ所かな」とうそぶいて笑みを浮かべる。こんな状況で、というよりも、こんな状況だからこそ笑っていた。そうでもなければ心が折れかねないが故に。

 そんな頼もしい仲間たちにアリーシャも笑みを浮かべ、矢を弓に番える。


「では、作戦だ。イドゥの魔法マギアの完成まで時間を稼げ。以上だ」

「そんなに簡単な作戦なら、俺でも理解できますね」

「ほう、そいつは良かった。これをかみ砕いて説明するとなると、詩を司る魔法神アウグリアムの神官に頼まねばなるまい」

「私でも無理ですよ、それは」


 こんな状況でも皮肉と軽口を叩き合いながら、彼らは意志を一つにする。

 生き残る、勝ち残る。

 危機的状況下において、バラバラだった彼らの立場は無いものとなり、ようやくにして一つの部隊として完成したのだ。

 そうしてようやく――一縷の望みに賭けた、厳しい戦いが幕を開ける。




 その開幕は、アリーシャの射撃――ではなく、深紅の巨躯を挟んだ反対側からの一撃だった。

 高速回転して飛来する何か。

 それは魔物の後頭部に直撃し、しかし表皮を僅かに傷つけただけで真っ二つに折れ砕ける。

 魔物が唸りながら振り返るのに合わせ、何事かとそちらを見やれば、なんと殴り飛ばされたはずのエスカペオスが投擲の姿勢でそこに居た。

 だが、健在というわけではない。口の端の髭は赤色に汚れており、兜からは幾筋もの血の線が流れ落ちている。

 それでもふらつくことなくまっすぐに立っているのは、さすが鉱人族ドヴェルグと言うべきか。

 腰の手斧を投げ放った彼は、再び大斧を握り直して血の塊を吐き捨てる。


「けっ、やってくれるじゃねえか魔物モンストルムがよォ。デケェは強ェは嫌になるぜ」

「っ、今だ!」


 毒づくエスカペオスが気を引いてくれたお陰で、魔物の注意は完全に四人から離れている。それを敏感に感じ取ったモイラスが右手を突き出しつつ、総攻撃の号令を放った。

 同時、貴族の右手に逆巻く風。一点に収束し、一塊になった風が今度は放たれた矢のごとく射出される。

 轟、と大気の咆哮と共に放たれた風弾は、しかして勢いよく振り返りながら薙ぎ払われた大斧に激突。周囲に烈風を撒き散らしながら消滅する。

 が、それでも隙は隙。その一瞬を狙い、アリーシャ渾身の一矢がその右目に直撃した。

 いくら表皮が硬いと言えど、眼球までそうであるわけがない。そんな願いにも似た狙いで放った射撃は、しかして弾かれて大地に叩き落とされた。

 咄嗟に瞼を落とすことで、貫かれることを阻んだのだ。よもや瞼のような薄い皮膚さえ貫けないとは思わず、アリーシャは己の力不足に唇を噛む。


「『――戦いの源、戦士の証。古より弱者を敷く根元たる支配者よ――』」


 だが、当然その時には既にイドゥは詠唱を始めていた。その彼女を守るべく、ディルとモイラスが前進。それに合わせ、エスカペオスもまた魔物に接近する。

 その間にも放たれるアリーシャの射撃を嫌がるように首を振りながら、魔物は両目でしっかりと敵の姿を捕捉。

 まずはとばかりに、最も近くにまでやってきたディルへと大地を割りかねない強烈な降り下ろしを放つ。

 対し、ディルは無謀にも盾を掲げて防がんとし――直後、斧は何も切り裂くことなく大地に突き立った。

 それだけでドンッ、という重音が鳴り響くが、ここで以て称賛されるべくはディルの盾捌きだ。

 円盾の曲面を活かし、己が叩き潰されぬようにしながら斧身を滑らせて受け流す。巧みな技により、斧は己の力によって大地深くに突き立った。

 怪力の魔物であっても、力を込めて抜かねばならぬ一瞬の隙。それを見逃すことなく、モイラスとエスカペオスが前後から全力の一閃で切りつける。

 首と膝裏を狙い澄ました一撃は、しかして浅い傷跡だけを刻んで表皮を滑る。そのことに両者が苦渋の表情を浮かべるのと同時、魔物が裂帛の咆哮と共に勢いよく斧を振り上げた。

 同時、斧によってめくりあげられた土砂が目の前のモイラスとディルに直撃。盾の間に合ったディルはたたらを踏むのみで済んだが、回避もままならなかったモイラスは全身を打つ小石に殴られるようにして後方に転がされる。


「『――弦を引け、盾を掲げよ、刃を振るえ。汝はその為に在る。汝はその為だけに在る――』」


 転倒したモイラスへ向けて、魔物は大斧を振り上げた。

 咄嗟にそれを防ぐべくディルが前に出て、合わせるようにアリーシャが決死の射撃を放つも、全て弾かれて大地に落ちる。エスカペオスの渾身の一振りも薄皮を剥ぐことしかできず、決定打には至らない。

 つまり、誰も魔物の行動を阻害できなかった。

 前に出たディルが攻撃を受けたとて、死ぬ順番が変わるだけ。受け流す技術は真下にモイラスが居るせいで使えない。それでも青い顔のまま、ディルは果敢に盾を掲げる。

 そこへ、魔物の凶悪な振り下ろしが迫り――その瞬間、真横から黒い塊が横殴りに斧を叩きつけた。

 ガァン、という硬質な音と共に斧の軌道が大きくずれ、ディルとモイラスの真横に着撃。土砂をめくりあげながらまたも大地に深く埋まる。

 その隙に転がるようにモイラスが離脱し、ディルも盾を構えてそれに続いた。

 一方でアリーシャは、二人を救った救世主の姿を確認する。


「テルナ!」


 街道より離れた場所で、両手を突き出した姿勢で膝をついているのは鍛冶神フェラリウス神官のテルナだった。彼女が二人の窮地に参戦してくれたのだ。

 今まで無表情であったそんな彼女の顔には、燃え盛るような怒りが満ちている。それは傍らで起きる様子もなく倒れ伏す青年が居るからか。

 そのまま彼女は両手を空へと掲げると、斧に激突した後に大地に転がっていた黒い塊が動きに合わせてふわりと宙に浮かぶ。それはまるで、無数の鉱石の破片をくっつけたような歪な塊だった。

 『鉱石を操る』権能フィデスを持つ彼女が勢いよく腕を振り下ろせば、鉱石の塊もそれに合わせて鉱人族ドヴェルグの投擲の勢いで魔物に飛来。

 今度は無造作に振るわれた斧に弾かれるも、それは立派な隙だった。そして同時に、ようやく待ち望んでいた瞬間が訪れる。


「『――戦士よ、立て。戦士よ、戦え。此れは汝の為に在る。戦神ベルム魔法神アウグリアムの名のもとに、その威を示し、導きたまえ!』」


 ついに完成した魔法マギア。高く掲げたイドゥの両手の間から橙色の光が放たれ、それは四つの光球に変化する。

 同時、勢いよく放たれたそれらは、魔物へ――ではなく、魔物の近くで戦う四人へと飛来。アリーシャ、ディル、モイラス、エスカペオスの胸に避ける間もなく着弾し、そしてその内側へと静かに溶けていく。


「これは――」

「っ、今のは、身体能力を強化する魔法マギア、です。今なら、奴にも攻撃が通じるはず……!」


 突然のことに驚くアリーシャに、青い顔で息を弾ませながらイドゥが答える。

 彼女の言葉を疑う余地はなく、事実として四人は自身の胸から溢れ出る力を感じ取っていた。指の先まで充溢じゅういつする暖かな力に、アリーシャは静かに頷いて弓を引く。

 狙いは顔、再三繰り返した一射を今再び射ち放った。

 対する魔物は意にすら介さず、前方のディルめがけて踏み出さんとする。顔を僅かに振るだけで矢を弾こうとして――迸る痛みにたまらず足を止めた。


『――――ッ!?』


 痛みの原因、顔に突き立つのは一本の矢。これまで散々弾かれてきた鏃が、イドゥの魔法の強化を受けた膂力によってついに表皮を貫いたのだ。

 その瞬間を目にし、間髪入れずモイラスが腹から怒号を放つ。


「総員! 突撃! 奴を仕留めろぉッ!」







 白銀の槍を構える。

 たったそれだけ。その一動作のみで、深紅の巨躯の纏う空気が変わったのをクレイオスは敏感に感じ取った。

 弱いものをいたぶる残虐なソレから、追い詰められた獣の焦りに。

 無手の魔物は静かに腰を落とし、じりじりと距離を詰め始める。それを見て、何故か周囲の苔色の小人(ゴブリン)は一斉に散っていってしまった。

 追いかけたいが、その余裕はない。目の前の巨躯一体によって足を止められていることを自覚しつつ、しかしクレイオスは焦らない。

 眼前の相手の空気が慣れた代物に変わったことで、クレイオスは惑う頭の中がスッキリしていた。ある種の自己催眠のようなもので、獲物・・を前にした狩人は決して焦らず誤らない。

 柄を脇に挟み、穂先を斜め下に向けて静かに構える。

 整息。

 遠くの方で誰かの悲鳴と怒号が響く中、その場に在るのは魔物の荒い息遣いのみ。

 両者の視線は絡まり、互いの隙を消して見逃すまいと熱すら帯びて睨み合う。

 そんな、数瞬の沈黙の後――我慢できなくなった魔物が、轟くうなり声と共に突撃を敢行した。

 同時、クレイオスも身を低くして突貫。大地を抉るように蹴飛ばし、一息に魔物へと肉薄する。

 両者の速度は森を駆ける森人族アールヴとほぼ同等。ならば、接敵もほんの一瞬だった。

 間合いにはいると同時に振り下ろされる真紅の拳、人体を挽き潰すような一撃を前にして、しかして狩人は冷静に対応する。

 すなわち、大地を蹴飛ばしての跳躍。その直後に足を伸ばし、これから迫らんとする腕を足場にして着地する。そしてさらに蹴飛ばし、さらなる中空へ。

 魔物の頭よりも高い位置から、構えた槍を勢いよく旋回。穂先を向けて、下向きの弧を描きながら魔物の後頭部を強襲する。

 だが魔物もさる者か、反射神経のみで体ごと首を傾け、致死の一閃をどうにか回避した。

 クレイオスは槍が空振った勢いのまま、身体をくるりと一回転させて大地に着地。素早く振り返り、後背の存在めがけて薙ぎ払いを放つ。

 それは同時に魔物も振り返り様に放った拳と激突。両者の全力の一撃が衝突し、重音と共に両者の身体がビタリと固まって拮抗する。

 互いが互いを打ち負かさんと、その状態のまま渾身の力を込めていく。余波を受けた足の下の大地がミシミシと蜘蛛の巣のヒビを刻みだし、両者の腕がぶるぶると震え始めた。

 完全な拮抗を前に、ならば、とばかりに魔物はもう一本の腕を振り上げる。

 その瞬間、クレイオスは槍に傾けていた力を一気に抜き、同時に右足を支点にして回転。力の押し合いから一転、ぶつかるべき相手を失った拳が空を切り、その真横をクレイオスの背中が通りすぎる。

 結果、がら空きの胴体の目の前に滑り込んだクレイオスは、勢いのままに槍を突き込む。


 狙いは心臓、ここで仕留める――!


 そんな必殺の思いで放たれた一閃。しかし、直前で魔物が強引に身体を捻ることで狙いが外れる。

 しかしそれでも至近距離。空振ることなどありえず、穂先は右胸に着弾する。

 硬い表皮をぶち抜き、骨を砕き、片方の肺を貫きながら、あまりの勢いに背中から穂先が飛び出た。

 渾身の一撃に、魔物の喉から苦悶の唸りがこぼれ落ちる。

 それほどの重傷だが、それで止まってくれる相手ではないことをクレイオスはよくわかっている。

 即座に右足を目の前の腹に叩きつけ、相手を蹴飛ばしながら槍を勢いよく引き抜いて後方に転がりながら撤退した。クレイオスの首があった場所を、遅れて深紅の五指が握りつぶす。

 槍を構え直し、再び魔物を見据えて息を整えた。

 眼前の巨躯は身体に大穴を開けられたことで、荒々しい息を吐いて珠のような汗を流している。それでも瞳は刃のようにギラつき、研いだナイフのような殺意をクレイオスに突き刺してきていた。

 再び両者は睨み合う。命の取り合い、力ある者同士の勝利の奪い合いは苛烈を極めんとしていた。

 魔物がゆっくりと腰を落とし、再び突撃の構えを見せたところで――ふと、顎を僅かに上げた。

 まるで何かに気をとられたかのような動作。その隙を突くよりも、あまりに不自然な動きをクレイオスが不審に思った瞬間、魔物が動き出す。

 右足を軸に身体をくるりと回転させ、そして大地を爆発させるようにして駆け出した。

 行く先は――クレイオスとはまるで反対側の方向。つまり、魔物は脱兎のごとく逃げ出したのだ。

 あれほどに戦意と殺意溢れる姿から、よもや逃げるとは思わず、数瞬クレイオスの思考が停止する。

 だが、即座に事態の危急を理解。ここで逃してはならじとすぐにクレイオスもその後を追う。

 かくして、半神半人アモルデウスと深紅の魔物の戦いは、追走劇に変わったのだった。

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