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神火のクレイオス  作者: 宮川和輝
第1部 悪鬼跳梁血戦
22/64

22 狼狩り(2)

 唖然、そして苛立ちと焦り。

 狼の群れの襲撃を知った村人たちの反応の動きは概ねそのようなもので、慌てて浮かした腰をどうすべきか、と迷う者さえ居る。

 そんな中、狩人二人は叫び声の意味を理解した瞬間に、風となって声の方向へと駆け出していた。村長と男が焦り始めた時にはもう既に、目の前からは二人の影すら残らず、一陣の風の残滓が頬を撫でるだけ。

 慌てて周囲を探ってようやく彼らは、北の方角へと駆けるクレイオスとアリーシャの背中を遠くに見たのだった。


 一方のクレイオスとアリーシャは、脊髄反射で叫び声の聞こえた北へと向かうにつれ、その鋭敏な聴覚によって家畜の悲鳴と獣の低い唸り声を拾い上げていた。

 途中、北から走ってくる牧夫らしい男とすれ違うが、無視。もはや場所を捉えているため、話を聞く必要さえない。

 そしてそのまま駆け馳せ、カーマソス村で鍛え上げた緊急時の反射行動――スタートダッシュの早さのおかげで、今も悲鳴交じりに狼を追い払おうとする数人の声と、息絶えたらしい羊の断末魔をはっきりと聞こえる距離まで差し迫った。

 その時には既にオリン村の外であり、僅かに膨らむ目の前の丘陵を駆け上がればすぐに、狼の襲撃現場に辿り着けることだろう。

 罠を敷いて万全な状態で群れを壊滅させたかったが、致し方なし。今この場で迎撃し、全滅させれば同じ話だ、とアリーシャは背中の弓を左手に収め、右手で腰の矢筒から矢を一本引き抜いて軽く番える。

 一方でクレイオスは、弓矢の準備のために速度の落ちたアリーシャを置いて、さらに加速して疾走。

 現在の青年は、蛇人間と戦い始める前の彼よりも数段、身体能力が高いのだ。半神半人アモルデウスの自覚を持った者が、ただの土人族ヒューマンであるアリーシャと並走しかできぬ道理はない。

 故に――踏み込んだ地面が見事に革靴の形に凹み、直後にクレイオスの姿がアリーシャの視界の遠くへと吹き飛んだ。


「はやっ――」


 思わず驚きの声を漏らした時には、既にクレイオスは丘陵の向こうに消えている。彼本人にとってもこの加速は想定外だったのか、姿勢を崩して宙を舞う光景がアリーシャの目にはしっかりと映っていた。

 あれでは着地もままならない、と慌てて彼女も速度を上げて追いかけて丘陵を越えると、そこには先ほどまでの悲鳴と唸り声の飛び交う騒乱から一転、静まり返った現場が広がっていた。

 襲われていた牧夫たちはあんぐりと口を開いて停止し、それに対峙している狼らもまた、ピタリと動きを止めて凝視している。

 羊らだけが狂乱のまま逃げようとしている中で、注目を集めるのは――やってきたばかりのクレイオス。

 低い姿勢から立ち上がった彼の足元には、血だまり。さらにその足の下では、背骨を真上から真っ二つに折り砕かれた狼が絶命している。

 先ほどのクレイオスの動きと彼の血の浴び方、足元の死骸の姿を見て、アリーシャは悟る。

 「ああ、狼の背中に着地したんだな」、と。

 なんて無茶苦茶を、と後から来たアリーシャまで呆れ果てる中、当の本人たるクレイオスはさして気にした様子もなく、そのまま狩り(・・)に移行した。

 握り込んだ黄金色の右手を後方に大きく振ってから、続けて前方に向けて拳が弧を描くような軌道で思い切り振り抜く。同時、その拳から、何かが勢いよく放たれた。

 瞬間、その正面に居た狼が反応する間もなく――頭部が爆散。肉と骨と脳漿のうしょうを撒き散らし、断末魔すらなく息絶える。

 狼らが狼狽えるように浮足立つ中、続けてクレイオスは足元の何かを蹴り上げ、目の前に浮かせたソレを再び右手で掴み取った。

 それは、拳大の大きさの石だ。さきほど投擲したものの正体をアリーシャが把握したのも束の間、再びクレイオスの剛力を如何なく発揮する投石が発射。

 今度は逃げんとした一匹の狼の首に激突し、猪の突進でも受けたかのようにその身体を大きく吹っ飛ばして草原に転がす。首の骨を砕かれたのか、もはやピクリとも動かない。

 背中の槍を使えない彼なりのり方か、と呆れたように一つ息を吐くと、アリーシャも番えていた矢を引き絞り、構え、狙って放つ。

 遮蔽物のない草原であらば、彼女の矢から逃れる術はない。まして、クレイオスという敵に気を取られていた若いオスの命を奪うことなど、造作もない。

 意識外から飛来した矢に、また一匹仲間がやられるや否や、混乱に満ちていたその場に切り裂くような咆哮が鳴り響く。

 その音源を見れば、そこには男が話していた通り、一般的な個体よりも二回りも大きな狼が黄金色の瞳を剣呑に輝かせているではないか。なるほど誇張ではなかったらしい、とアリーシャの胸ほどもあるリーダー格の狼の体高を目測しながら、彼女は冷静に矢を番える。

 そして同時に、リーダーの遠吠えによって、浮足立っていた残りの狼たちの動きが目に見えて変わったのもアリーシャにはわかった。

 即ち――迅速な逃亡。目の前のクレイオスとアリーシャが、己らを簡単に殺し得ると理解するや否や、即座に撤退を選んだのだ。

 確かに賢い、と舌打ちしつつ、アリーシャが続けざまに二矢を発射。一本が一番遠くに居た狼の後ろ脚を貫き、二本目で体勢を崩したそれの頭部を貫いた。

 同時、彼女の放った矢を追い抜かんばかりの勢いで、クレイオスが疾駆。二番目に遠い場所に居た大きい個体(リーダー)をあっという間に抜き去り、その前方に回り込んで黄金の篭手に包まれた右手を握り込む。

 よもや己より足が速いとは思わなかったのか、怯むリーダーだが、間髪入れずに首ごと喉笛を引きちぎらんと、大きな顎門あぎとを開いて襲い掛かる。

 対し、クレイオスは握り込んだ右手を差し出すようにその口腔へとねじ込んだ。

 当然、その右手を食いちぎるべく狼は顎を勢いよく閉じ――ガギッ、という硬質な音と共に、黄金色の護りを突破できなかった牙が空しく折れ砕ける。

 クレイオスの目の前でわかりやすく黄金の目を見開く狼。その口腔内でクレイオスが狼の舌を握りしめ、同時に勢いよくなぎ倒した。

 最大の武器と言って過言ではない牙が通じず、あまつさえ振りほどけないように舌を握られてしまえば、いかに大きな狼であろうと最早なにもできはしない。

 最後の抵抗とばかりに暴れ、前脚の爪でクレイオスの右手を傷つけるが、彼は一切怯むことなく握った左手を振り上げた。

 そして数度の殴打音が響いた時にはもう、アリーシャの矢が群れの残りを過たず仕留めており。

 二人の、外界における初めての狩り(・・)は、こうして呆気なく終わったのだった。







 最低限使えそうな牙や爪、食べられそうな肉だけを切り取り、一番価値のある毛皮は普通の大きさの三頭分だけ剥いで残りは放牧地のギリギリ外、山に近い場所に杭の上に晒して打ち捨てた。

 群れのリーダーだった大きな狼と、一緒になって狩りを行っていた雄たちをわかりやすい形で“殺した”と知らしめることで、巣に残っているであろう群れの残党たちが来ないよう手を打ったのである。また縄張りを侵そうものなら、次にこうなるのはおまえたちだ、と。

 こうしておけば、獣の知性であってもそうそう寄り付くことはない。

 あとは二、三日様子を見て、それでも尚、味を忘れられずにやってくるようなら巣を暴き出して殺し尽すしかないと、クレイオスとアリーシャは考えていた。

 しかしながら、それに待ったをかけたのは、他ならぬ依頼を出した村長である。

 迎撃に出てあっという間に依頼を解決し、後処理まで済ませた二人を出迎えた村長は、開口一番に頭を深く下げた。


「これほど早く依頼を解決してくださるとは、あなた方には森神シルワさまのご加護があられるのでしょうな……本当に、ありがとうございます」

「いや、まだだ。山に残った群れの方が来ないとも限らない。様子を見るか、今から巣を暴きに行くか――」

「いえ、いえ。もう結構です」

「……なに?」


 村長が緩く首を横に振る様子を見て、クレイオスが訝しげに眉根を寄せた。

 対し、村長は困ったような顔をしながらも、これは仕方ないことだ、と言葉を続ける。


「あの山は、この村が生まれる前から『森神シルワさまの休息地』と言い伝えられておりましてな。山菜程度や枯れ枝を集めるならともかく、むやみに分け入って木々を切り倒したり、獣を殺しまわったりするのはご法度なのです。この度は獣のほうが山から出てきたが為に、狩ってもいいだろうと皆で決断しましたが、群れの残党まで狩り尽くすのは、どうか我らの為にもおやめいただきたい……」


 そう言って、再び頭を下げる村長に、アリーシャが慌ててやめるように言葉を返した。


「そ、そういうことなら私たちはもう何もしないわ! 元々私たちは、依頼を解決するために来たんだから、狼に関してあなたたちがもう『解決した』って思うのなら、それでこの話は終わりなんだから」

「おっと、そうでしたな。では、こちらを」


 頭を上げた村長は朗らかに笑うと、懐から手のひらに収まる程度の何かをアリーシャに向けて差し出した。

 彼女が受け取ったそれをクレイオスが横目で見やれば、それは雑務ギルドで渡され、この村の人間にアリーシャが度々見せていた木片とまるで同じものであると気付く。凹凸の位置や記された紋様は微妙に違うが、少なくとも同じ目的で作られたものだとはすぐにわかった。

 クレイオスが訝しげにそれを見つめていれば、アリーシャは自身の持つ木片を取り出し、そして受け取った方の木片と凹凸を合わせるように噛み合わせると――なんと、ぴったりと隙間なく合体した二つの木片は、一枚の四角い木の板に見えるようになった。その上、意図の分からなかった黒いインクの線の数々は、凹凸部分で途切れていた線同士が繋がり、一つの完成された模様になる。

 その様をどこか嬉しそうに目を細めて眺めたアリーシャは、「確認しました」と村長に言いながら笑みを浮かべて木片の両方を自身の荷物袋に突っ込んだ。


「迅速な解決、本当に感謝いたします。お二人に、幸運神フォルトゥーナのご加護があらんことを」

「どういたしまして。あなた方にも、豊穣神オルスの慈愛があらんことを」


 改めて笑みを浮かべ、旅路の祝福という別れの言葉を述べた村長に対し、アリーシャも畜産の成功を支持しながら背を向ける。

 それに釣られて不器用に軽く目礼したクレイオスは、彼女と共にオリン村を早々に立ち去ったのだった。







 オリン村に滞在したのは、死骸の後処理を含めてほんの僅かな時間だ。狼から手に入った資源とて、必要としなかったクレイオスらはオリン村に寄与したため、帰り道の荷物も行きとなんら変わりない。

 セクメラーナに到着する時間もせいぜい夕方ごろであると推測できるため、本当にあっという間に終わった依頼だった。

 もとよりそのつもりで引き受けた依頼だったのだろうが、アリーシャは、ほう、と息を吐くと街道を歩きながら今日の感想を述べる。


「こんなにあっさり終わっちゃうなんてね。調子のいい時の狩りとなんにも違わなかったわ」

「そうだな。あんなに開けた場所で狩りをしたことはなかったが、むしろ楽だった」


 人から頼まれて狩りをしたことがない、とまでは言わないが、そこまで経験がなかったのも事実。二人にとっての狩りは、村への食糧供給や害獣駆除という、仲間の為にする行為だった。

 今回は、赤の他人の為に狩りをするということで、若干の手応えの差があるのではないかとアリーシャは思っていたのだが、別にそんなことはなかったと感じている。

 つまり、どんな場合であっても自身の腕は鈍らない、と証明できたということ。それが嬉しくてニヤニヤする彼女の様子を、何を勘違いしたか、どこかすっとぼけた返答をクレイオスが寄越した。

 そりゃ、森と平原じゃ違うでしょ、とクスクスと笑うアリーシャに不思議そうにしながら、クレイオスは「それにしても」と会話を続ける。


「あれでよかったのか」

「どういうこと?」

「完全に狼の脅威が除けたわけじゃない。また被害が出れば、獣の追い払い方も下手なあそこは、またギルドを頼ることになるな。『森神シルワさまの休息地』、とは言っていたが――」


 自身の肩越しに、既に見えなくなっているオリン村の方向を眺めるクレイオスだが、そんな彼の言葉にアリーシャも「うーん」と困ったように荷物袋から二つの木片を取り出した。

 合わせれば一枚の板になるそれを両手の中で弄り回しながら、彼女は肩を竦めてクレイオスに言い聞かせるように言葉を紡ぐ。


「甘いことを言ってたのは確かだけど、でもそれでよしとしたのは村長よ。私たちはあくまで、依頼――狼退治を完遂するのが目的で、村の方針に口を出すことじゃないわ」

「だが、狼の群れはまだ居るはずだ。この状況のまま放置して帰るのは、依頼を解決した、と言えるのか?」

「それに関しては問題にならないと思う。村長はこれを私に渡したんだから」


 村の決定もそうだが、クレイオスの危惧はもう一つ。依頼の解決には、依頼者の納得も必要、という話を同じ道でしばらく前にしたばかりである。

 今回、それに関してはどうなのか、と問いかけるクレイオスに、アリーシャは村長に渡してもらった方の木片を彼に見せながら答えた。


「これは依頼者が雑務ギルドに依頼した時に渡される物で、『依頼は解決された』って依頼者が判断した時に、受諾者に渡すよう言われてるらしいの。二つ合わせて一つのちゃんとした模様になるようなら、お互いギルドを介した依頼者と受諾者である証明になるし、受諾者がこの両方を持っていれば依頼解決の証になるわ」

「なるほど。その為に、変な形をしているし、模様が描かれているわけか」

「そうそう。偽造も難しいからね。そういうわけで、これを依頼者本人からもらったなら、依頼の解決っていう点に関しては問題はないはずなの」

「そう、か……」


 アリーシャの説明に頷きを返して納得を見せるクレイオスだが、それでもどこか心残りがあるかのように言葉尻を濁した。

 初めて達成した外界の仕事かりに、不安がある様子ではない。彼の心中を簡単に察したアリーシャは、小さくため息を吐きながら、しかし優しく「大丈夫よ」と語り掛ける。


「あの山は、本当に森神シルワさまにゆかりのある地よ。聖地、ってほどじゃないけれど……」

「なに?」


 背後を振り返り、遠い空に屹立する山を見ながら唐突に話し出した幼馴染に、同じく立ち止まったクレイオスはその意図を問う。


「近づかなきゃわからなかったけれど、確かにあそこから森神シルワさまの気配を感じたわ。それに、あの大きい狼からもね」

「……ああ、権能フィデスのおかげか」


 彼女の確信を秘めた語調に、言葉を裏打ちする存在をクレイオスは思い出した。神から授かる権能フィデスには、見てわかりやすい加護の他に、その神と近しい存在を朧げに感知する力もあるのだという。

 彼女は森神シルワ権能フィデスを得ているのだから、その言葉に嘘はないのだろう。

 彼の言葉に頷いて見せたアリーシャは続ける。


「だから、あそこは本当にむやみに立ち入るべきではない場所だし、同時に神のご加護のある環境ならそうそう獣も自分から出てきたりしないわ。あの大きな狼は、神の使い――という感じじゃなかったわね。少し長生きしただけのだったのかも。なんにしろ、自分が神の山を荒らさないようにわざわざ出てきたのだろうし、今後もああいうことはそう簡単には起きないと思うわ」

「……なんでもお見通し、か」


 念を押すようにオリン村の安全を語る彼女に、さしものクレイオスも話の意図を察して薄い苦笑いを浮かべた。

 そんな彼に、アリーシャは挑戦的に笑って、再び前を向いて歩きだす。


「当然でしょ。何年一緒に居ると思ってるのよ。よその村の今後まで心配する優しいクレイオス君の考えることなんかすぐわかっちゃうわ」

「茶化さないでくれ。大きなお世話なのはわかってる」


 クレイオスの内心を冗談めかして明かしてくる幼馴染に、彼も困ったように肩を竦めながら彼女に続く。

 結局のところ、依頼解決の心配などしていなくて、クレイオスは狩人のいないオリン村が同じ危機に晒されるかもしれない未来を案じていた。その時、きっとクレイオスらはもうセクメラーナには居ないはずだから。

 だが、それをひとつひとつ解消するような言い回しでアリーシャが払拭した。文句を言いつつも安堵したのは確かで、もうクレイオスの歩みに迷いはない。

 そんな彼に、ついでとばかりにアリーシャは前を向いたまま言葉を足した。


「『自分の世界が広がって、多くの物が見えるようになるのは良いこと。でも、自分の手の届く範囲まで広がった、だなんて勘違いするのは悪いこと』」


 そのアリーシャらしからぬ言い回しに、思わずクレイオスが問う。


「なんだ、それ」

「父さんの日記に、何度も書かれてた言葉。失敗するたびに日記に書いてあってね、由来を聞いたら、父さんの恩人の言葉なんだって」


 答えながら、アリーシャは思い出すように空を仰ぎ、そして首を巡らせてクレイオスに視線だけ向けた。


「クレイオスも、この言葉、忘れちゃダメよ」

「――ああ」


 念を押すような、彼女の真剣な瞳に、クレイオスもその自戒の言葉を噛みしめるように頷いたのだった。

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