Unknownー僕は知らないまま知らないことを知る事の難しさを知る
真田 真(サナダマコト)は、気付いていた。昔より、今や未来を照らすことが下手になっていることに。
故に不確かな物に期待できず、確かに輝いてた過去を懐かしむだけで、その時間もまた過去になっていく。
自分は知っては失われる、知ることで得られる輝きがあって、生きてくうちに前者を蓄えすぎたのだろうか?
ならば、上手く照らせた日々すらも、本来消すべきものなのだろうか?もしそれができたなら、どうするべきか?
「出来るよ」と、知らない声。
「それなら消そうか?」と、僕の声。
僕は、どうすれば今を生き続けられる?
それは上から塗り潰す事では、ない。
故に不確かな物に期待できず、確かに輝いてた過去を懐かしむだけで、その時間もまた過去になっていく。
自分は知っては失われる、知ることで得られる輝きがあって、生きてくうちに前者を蓄えすぎたのだろうか?
ならば、上手く照らせた日々すらも、本来消すべきものなのだろうか?もしそれができたなら、どうするべきか?
「出来るよ」と、知らない声。
「それなら消そうか?」と、僕の声。
僕は、どうすれば今を生き続けられる?
それは上から塗り潰す事では、ない。
プロローグ
2014/05/14 03:40
(改)