ガリレオをみた、いやガリレイでしょ
「1年生の 早乙女 准(さおとめ じゅん)です、入部希望で来たんですけど」
前にはパソコンとにらめっこしている男が一人パイプ椅子にこしかけている
とても真剣な顔でにらめっこをしている
いったいいくら時間がたっただろう、返事はまったく帰ってこない
准はパソコンを少し横から見てみた
すると
目の前にいる男は准の視線に気づいて
「だれ!」とこちらをむいて言った
「さっ早乙女 准でしゅっ」、准も焦ってしまって声が裏返ってしまった
「いや、何入ってきてんの」男は少し怒った様子でいった
「いや、あのー・・・入部・・しようと思って、来たんですが・・」
「いやーそうなの入部しにきたの」
「はい、そうです」
准はやっとまともに話を聞いてもらってほっとした
「まあ、適当にこしかけてくれ」と男が言ったものの椅子はなぜか木の丸太だった
「すいません、言っていいのかわかりませんけど、なんで丸太なんですか
しかもけっこうでかいですね」准はツッコミのように言った
「ああそれ、先生が座るやつだから」
准は先生はいじめられているのかとそのときは思った
「まあいいや、じゃあまず君の名前は?」
さっきの話はやはり聞こえていなかった
「早乙女 准です」
「そうなの、俺はこの超常現象研究部の部長、ガリレオだ」
「すいません部長、ふざけているんですかなんですか ガリレオって」
ガリレオは何も言わずに生徒手帳をだした
氏名 杉下 ガリレイ(すぎした がりれい)
国籍 アメリカ合衆国
本校 2年C組
超常現象研究部 部長
「・・・なんでガリレイなのにガリレオなんですか」
「小さいことは気にするな、みんなにこう呼ばれているんだしかたがないだろ」
「次にこの部活の活動内容だ」
それを話そうとしたとき、ひとりの、男が入ってきた
初めてですけど、がんばって書きました。