第二話 呪いの対象の側にいた女を呪った件について
感想がなくっても続きを書ける。
自由とはそういうものだ。
どうぞお楽しみください。
やっほう!
さーて彼を見に行こーう!
あ! いたい、た……?
……何あの女……!
「だからぁ、あたしのうちにぃ、来てよぉ……」
「うーん、でも急にお邪魔するのも悪いし……」
「いいのいいのぉ。じゃあ行こ?」
何が『じゃあ行こ?』よ!
あんなヴァカ女、彼の側にはいさせない!
呪いの力を使って……!
「ゔ!」
「ど、どうしたの!?」
「……ご、ごめんね? ちょ、ちょっとお腹の調子が悪くなっちゃって……! ま、またね……!?」
「え、うん……」
くっくっく!
腹痛の呪いの味はどうかしら!?
レベル1で済ませてあげたのはせめてもの情け。
レベル5なら即座に大爆殺!
でもそれじゃあ彼に嫌な思いをさせちゃうもんねっ⭐︎
「大丈夫かな……。とりあえず帰ろう……」
……ちょっと落ち込ませちゃったかしら?
でもあんな女と関わっちゃ、不幸になるに決まっているわ!
だからこれは必要な事なの!
さぁこれからも彼を守らなくっちゃ!
「うぅ……。後ちょっとで彼ピッピに脅してもらって、お金を巻き上げられたのに……! 何で急にお腹痛くなるのよ……! 早くトイレに……! あっ」
読了ありがとうございます。
夜魅子ストーカーアクセルフルスロットル。
なお結果オーライの模様。
次回もよろしくお願いいたします。