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第一話 呪いの対象が好みどストライクだった件について

一日一話投稿を守るためのぶん投げ投稿です。

続き? そんなもの、うちにはないよ。


どうぞお楽しみください。

「……くくく、素っ裸でホテルの廊下を走り回ったとなれば、あの社長もこれでおしまいだな。よくやったぞ、我が悪霊『夜魅子よみこ』……」

『……』


 ……誉められても、何も感じない……。

 ……かつて両親から疎まれ、部屋に閉じ込められ続けた私……。

 ……家が火事になっても助けてもらえなかった私……。

 ……気が付いたら幽霊となり、この男に捕らえられて、あちらこちらで悪事の片棒を担がされていた……。

 ……でももう何でもいい……。

 ……私はこの世界に何の興味も抱けないのだから……。


「……さて、次の標的はこいつだ」

『!?』


 何超イケメン!

 好き! 写真だけでわかる! 好き!


「こいつの周りに昼夜問わず出没し、神経を磨耗させて成績を落とせとさ」


 って事はこの人に取り憑いてずっと一緒にいられるんだやったラッキー!

 名前は、振取碑しんしゅひ日英はるひでさん……。

 二十一歳、大学生……!

 住所、電話番号、家の外観から間取りまで……!

 個人情報ごちそうさまです!


「よし行け夜魅子! こいつを恐怖のどん底に落としてやれ!」


 私が恋に落ちてます!

 幽霊になって良かった!

 生身だったらストーカー行為とされる事でも、幽霊だったらやり放題だもんね!

 ひゃっほー! 生き甲斐げっとぉ!


「……何かいつもと様子が違うが大丈夫か……? まぁ対策はしてあるし、大丈夫だよな……?」


 そう言いながら、男が私の拘束を解いた!

 さぁ! 今会いに行きます私のダーリン!

読了ありがとうございます。


感想があったら続きがあるかも……?

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