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寝ちゃった!?

疲れてたのかな。

メグがご飯のあと戻った僕の部屋でお風呂から出てくるケイちゃんを待ってたんだけど

メグは先に寝ちゃった。


僕は自分のベッドにメグを寝かせて テーブルで本を読んでた。


そこにケイちゃんが来て

「お風呂あがったにゃー あー おねーちゃんがベッドに寝てるニャ」

「いや 寝ちゃって」

「一緒に寝ちゃえばいいニャ」

「それはほら」

「あーあーもう朝まで起きないニャ」

「そうなの」

「そうニャ」


「ほら 寝ちゃえ」

「いいよ ほらお風呂上がりの一杯飲みなよ」

「私を酔わせてどうするつもりニャ?」

「どこでおぼえたのよ」

「あら 起きたニャ」

「騒がしいからよ」

「残念ニャ」

「いいのよ」

といいながらメグは僕の隣に座って 僕に抱き着いた

「あらあら」

僕はちょっと照れた。

「もっと照れてくれないと面白くないニャ」

メグは首に回した手を戻し、隣に座りなおした。

「もう終わりかニャ 残念だったニャ」

「ケイがからかうからよ」

「つまんないニャ」


「で次の釣り考えてたんじゃないの?」

「そうなんだけどね」

「おいしいのがいいニャ」

「じゃ 考えとくよ」

僕はそう言ったものの 心当たりはあるんだよね、ハゼ釣り。

天ぷらにしてもらったら美味しいはずだし。

でもこっちでも釣れるかどうか、釣るならどこで釣るのか もう少し下調べしたいなと思って。

「なにかありそうだから 任せるわ」

メグが何かを察したように言った。

僕は「まかせて おいしいお魚考えるよ」

そう言って本を畳んだ。

「寝るの?」

「メグも寝てたし、そろそろいい時間だしね」

「明日考えるかニャ」

「そうだね」


僕たちは解散して、明日お昼に釣りモノを決めてまた来週 かな。

「じゃおやすみなさい」「おやすみにゃー」


寝る準備をして、消灯 今度の釣りモノ どうだろうなぁ。


そして翌朝、朝ごはんの時間。

「起きたニャ?」

「おはよケイちゃん」

「おねーちゃんは朝ぶろニャ 一緒に入ってくるニャ」

「いいから」

上がってきたメグ。

「入る?」

「いや 大丈夫だよ」

「じゃぁ朝ごはんの準備するニャ」

朝ごはんは昨日釣った魚のアラで出汁を取った味噌汁と一夜干しっぽいアジ。

「うわ おいしそう」

「普通ニャ」

一緒に朝ご飯を食べる。


「なにか思いついた?」

次回の釣りモノのことだ

「うん ハゼ釣りどうかな」

「ハゼかぁ 船? それとも陸から?」

「どっちがいっぱい釣れる?」

「私の船大き目だから、河口あたりで釣るには邪魔なのよね」

「じゃ」

「そうね陸から釣ろうか」

「ケイちゃんは?」

「エサはニョロニョロ系やだニャ」

「ニョロニョロ系じゃなければいいんだね」

「そんなの食べるのかニャ?」

「いくつかあるみたいだよ」

「じゃ それニャ」

次回はハゼ釣りに決定!

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