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アジ料理

思ったほどじゃないけど釣れたといえば釣れたバチコンアジング。

「思ったほどじゃなかったな」

「いっぱい釣れないとお客さん付いてこないのよね」

「だよね」

「でもまぁまぁ釣れたニャ」

「エサも撒いてね」


ライトアジと一緒の船とかじゃないと難しいかもね。

「難しいことはいいのニャ」


納竿にして船宿に戻る。

今日はケイちゃんも一緒だから帰りながらお掃除。

揺らさないように船を走らせるメグと連携も完璧。

もうあとは下ろすだけってなってたので船宿に戻るとすぐにロープを結んで

荷物を下ろすのもそこそこに台所にクーラーボックスを運んでいった。

僕たちは荷物を下ろして、道具の掃除をして片付けて台所にいくと魚をすごい勢いで捌いていくケイちゃんがいた。

すでにアジフライ用の下ごしらえは終わってて、他のメニューを作ってる。

カサゴは唐揚げ用、ハタとかは今日は熟成にしておくからとすでに冷蔵庫に捌かれて収まっているらしい。


「お風呂入ってきたらいいにゃー」

ケイちゃんが促すので僕はお風呂に向かった。

メグも隣の船宿のお風呂を借りることにしたらしい。

「一緒に入ればいいニャ」


毎度同じことを言うケイちゃんなのでした。


お風呂に入ったあと、食堂に顔を出す。

今日は揚げたてがいいからと食堂で晩御飯だ。

ケイちゃんは揚げ物のあとお風呂に入りたいだろうに 食べる方が優先らしい。

「揃ったからもう揚げるニャ」

揚げたてを食べて欲しいとのことで今日は揚がった端から食べることに。

なんか天ぷら屋か串カツ屋みたい。

「はーぃ 揚げたてニャ」

「ぎゃっ」

メグがまたも猫舌を発揮した。

「ソース冷たいから一緒に食べるニャ」

タルタルソースみたいなものを後出ししてくるケイちゃん。


僕たちは揚げたてのカサゴのからあげやアジフライを食べて、もってきたお酒を飲んでいつもの週末の釣れたてグルメを堪能してた。

「ほら お風呂行ってきなさい」

「行ってくるニャー 二人の時間にゃー」

「もういいからほら」

僕とメグは二人で後片付けをする。

二人でカチャカチャと洗い物をしている。

メグが洗って僕がすすいでを繰り返していたらすぐに終わった。


テーブルを拭き上げて、お部屋に戻る。

お風呂からあがったらケイちゃんも来るかな。

僕とメグはいつものように隣同士に座ってくっつきながらしばらくぼーっとしてた。

「やだ 寝てた」

メグが妙に寄ってくるなと思ったらメグは寝てたみたい。

「疲れてるんだね もう部屋に帰る?」

「ううん大丈夫」

といいながらまた寝ちゃった。


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