バチコンアジング 説明
異世界でお肉料理 暑いけどボタン鍋を食べて、おなかいっぱいの僕たち。
「眠くない?」
「うん 大丈夫」
「おなかいっぱいだけど 余り眠くないんだよね やっぱりジビエ料理だからかな」
ちょっと元気が出たような気がするジビエ料理だった。
「ケイちゃん来たらいろいろ教えてね」
今日はバチコンアジングの掲載された雑誌を持ってきたし、タックルを見ながら話せばいいかな。
しばらくしてケイちゃんがやってきた。
「おつかれさま」
「我ながら おいしかったニャ」
「ねー たべたわねー」
「姉妹で肉食女子だねぇ」
「うふふっ」
さて 明日はバチコンアジング、ケイちゃんが一緒に行くので、船宿の朝ごはんが終わってからの出船となった。
「これニャ?」
「そうだよ」
ソフトルアーを見て、一安心するケイちゃん。
「これなら大丈夫ニャ」
「だよね」
「じゃいっぱい釣ってね」とメグ
「それはオサカナさんに聞いて欲しいニャ」
やることはエサ釣りとあまり変わらない。
しかも撒き餌も持ってきたのでいざとなればカゴもつけちゃう。
チューブ入りのアミエビ。
「エサ無しで釣れるのは楽でいいニャ」
「数はエサ釣りより少ないって?」
「そのための撒き餌も念のため準備したよ」
「いっぱい釣れないと お客さん来ないのよね」
「同じタックルでイカも釣れたり、メバルもいけるからリレー船ならいいかもね」
「そっか いろんな釣り方が出来るならいいかもね」
「地球だと釣り方を楽しみにする人もいるからね」
「なるほどね 異世界では大漁なのが楽しみってのがあるからね」
「でもだんだん楽しみも出てきたんじゃない?」
「そうねタイラバとか集めるだけの人もいるし」
「そうなんだ」
異世界でタイラバを広めて、タングステンタイラバも流行ってきてるってことだからだんだん楽しみも変わってきたのかもしれない。
こっちにも釣り雑誌とあスポーツ新聞とかあるのかな ネット動画は無いみたいだけど。
僕たちは数釣りより、この釣り方で釣れたのが楽しいって方向だからね、この世界だとメグのほうが少数派だったのかも。
「わかったニャー 明日は楽しみだニャ」
「ちゃんと寝るのよ」
「おねーちゃんたちは一緒に寝ればいいニャ」
「こら!」
ケイちゃんは僕がもってきたケイちゃん用のタックルを嬉しそうに自分の部屋にもって行った。
「早く寝るのよ!」
メグがケイちゃんに念をおす、気持ちはわかる だって前の晩に新しいタックル手にしたらいじらずにはいられないもんね。
明日はメグとケイちゃんと僕でバチコンアジング。