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テンヤ真鯛 釣行編

早いもので週末になった。

メグと付き合い始めてから金曜日の夜に異世界あっちに行くのが習慣になった僕。

いつものように店に到着すると だれもいなくてもそのまま玄関を入り、食堂にケイちゃんに挨拶したらそのまま自分の部屋に入る。

部屋に入るとメグがやってくる。

「おかえり」

「ただいま」

すっかり週末婚


テンヤ真鯛のタックルを部屋に置いて

「お風呂先に行くでしょ?」

「そうだね」

メグはもう先に入ってるっていうから僕は急いでお風呂にいく。

ココのお風呂は24時間入り放題。

「慌てなくていいわよ」

「ありがとう」

お風呂に入って、さっぱりしたところで、部屋にいると、夕食の準備が出来たらメグが呼びに来るかこの部屋で食べるかを知らせてくれる。

「出来たわよ、こっちで食べる?」

「手伝うよ」

僕は食事を運ぶのを手伝うために食堂に降りていった。

「今日のまかないはこれニャ」

ケイちゃんが並べたお皿を前に自慢げに披露している。

目の前に広がるのは、魚の煮物じゃない 豚の角煮っぽい。

「珍しいね お肉?」

「そうニャ」

「イノシシもらったニャ」

魚の煮つけと同じような味付けだからなぁ 確かに。

あとはいつものサラダ お野菜をたくさん食べられるのもこっちで食べる食事の楽しみではある。


僕とケイちゃんとメグが手分けして二階の僕の部屋に運ぶ。

僕の部屋といっても宿泊用のお部屋を自分専用にしてくれただけなんだけどね。

そして僕が異世界こっちにいるときはだいたいこの部屋で食事することが多い。

それまでは食堂で食べたりしてたけど、匂いが付きそうなものや重いものじゃないときはたいていこの部屋で食べるようになったんだ。


持ってきたクーラーボックスにはいろんな地球あっちのお酒

取り出して僕はビール、メグとケイちゃんは甘いお酒を。

そして、「乾杯! いただきまーす」

ということでお酒とともに夕食を共に食べる。

食べながら明日の予定を話す。

「明日はテンヤ真鯛だから メグにおまかせだね」

「こっちの釣り方もあまり変わらないみたいだしね」

「一応全部持ってきたから試してみようね」

そんな話をしながら僕たちは夕食を食べ進める。


「最初の頃なんか おねーちゃんちょっと一緒にお酒飲むだけで真っ赤だったニャ」

「バレバレニャ」

ケイちゃんがいつものようにからかう。

「もういいの!」

「まぁこんなに付き合ったからニャ」

明日は早起きだから遅くまで飲まないけれど、僕たちは仲良く夕食をともにした。


夕食後 片付けを手伝ったあとすぐに布団に入る。

明日は早起きしてマダイのテンヤ釣り 楽しみだ。


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