テンヤ真鯛 調査編
船宿を後にして、地球に帰ってきた。
すぐにチェックすると 船宿に行ったのは金曜日の夜、帰ったのは日曜日の午後
そして・・チェックしてみる と でた。
スマホが繋がって更新されると 日曜日の午後時間のズレ無し この前と違って異世界と地球の時差は発生してない、なんだったんだろう?
なにはともあれ無事帰ってきたのでいつものようにコンビニで釣り雑誌を買って帰る。
テンヤ真鯛
確か最初の頃 タイラバのときに隣にくまさんがいて
オモリがついたテンヤみたいなものに エビらしきものを巻いてたと思う。
タナとかはメグの探知魔法でわかるみたい。
一方こっちではエサを使う鯛の釣り方 一つテンヤだけど、こっちだとテンヤといいつつ針は自由に動いてるのが違うかな。
コマセマダイと違って撒き餌じゃないからアピールが重要かな?
実は一つテンヤはやったことがないのでイロイロ調べてみる。
タイラバと一つテンヤは同じ船のことが多いから見ることはあるんだけどな。
エビはエビで、エサ用のエビを漬ける液もあるみたいだし、比較するのもそれはそれで楽しそう。
エサをあっちで準備してもらってこっちの液に漬けるってのも楽しいかもしれない。
パラパラとめくりながら僕はネットでポチポチとテンヤを探している。
数個買ってみて試すのもいいかな あとはエビを漬ける液とか買ったり、平日の夜帰りに買って見たりしようかな。
なんて考えながら、雑誌と一緒に買ったお酒を飲みながら過ごす日曜日の午後。
来週に備えて情報収集と購入を兼ねて釣具屋さんに行って見よう。
タックルは専用の竿があるけど ライトゲームよりはちょっと長い竿が多そう。
新しく買うのもアレだから使えそうなものを流用でいいかな。
タイラバ用でもいいかもしんない。
テンヤはいろいろ買っていけば、またメグが異世界で作って一儲けするかも。
さすがにこっちじゃタングステンヘッドは高いなぁ。
深場だと100メートルくらいになることもあると書いてあったな、そうすると暗いだろうから目立つ蛍光カラーとかがいいのかな。
その前に電動リールが必要だよな 持ってないけど。
会社帰りの釣具屋さん、色々買って、その中には鉛の袋。
オモリの袋詰めだ、1kg入りを買った。
そう 異世界は鉛がお金だから これを持っていくんだ。
これもメグとケイちゃんの船宿が儲かってるポイント。
僕が金塊ならぬ鉛の塊を持ち込むからだね。
あ、先にカゴにいれたら重いじゃん と一度袋を置いて、僕はエサコーナーに行って冷凍エサとエビを漬ける液をカゴに入れた。
そうだ 今度はスーパーでもエビ買って見よう。
鉛も持ってレジに向かう、結構な出費だけど、鉛が船代だと思えば安上がり なんだよね。