タコパのあとは?
タコパ 二人は楽しんでもらえたみたい。
タコ焼き器は置いてくから楽しんでもらえたらいいな。
お部屋を片付けて 僕の部屋はタコ焼きの匂いが充満している。
窓を開けて空気を入れ替える。
「はぁ」ほっと一息していると メグがやってきた。
「いい?」
「うん もちろん」
メグがいろいろと持ってきてくれた、おつまみとお酒。
「まだ食べられるんだ」
「うん ちょっと一緒にいたくて」
メグは向かいじゃなくて僕の隣に座った。
何かを求めるようにこっちを向くのでキスをしてあげたら照れてた。
そんなメグもかわいいな。
「今度またアソコ行きたいな」
「あそこ?」
「ほら あの海岸」
「そうね あそこいいわよね 船ならではだよね」
「どうしたの?」
「ううんちょっと 一緒にいたくて」
「あまえんぼうめ」
「わるい?」
「いや かわいい」
そんな甘い言葉をささやく仲になるとはおもわなかったな。
メグはさらに僕の膝の上に そして前に座りなおして後ろ抱っこを要求する。
「座椅子かっ」
「ふふ嬉しいくせに」
すっかり甘々。
でもこういうときに限って。
「あー! イチャイチャしてるニャ!」
片付けを終えてお風呂上りのケイちゃんがやってきた。
「いいでしょ?」
「開き直ったニャ」
「うふふっ」
「今日はこの部屋に泊まればいいニャ」
「それは どうだか」
「否定しないニャ!? イイにゃどっか遠くに行ってじゃまにならないように・・・」
「嘘よ 大丈夫よ」
「ふーん」ちらっと僕を見るケイちゃん
「ほらがんばらないと」
「な なにをだよぅ」
「まいいニャ 私も飲むのニャ」
お酒を持ってきたケイちゃん
向かいに座って、僕の前に抱っこされるように座っているメグに向かって。
「で、今後はどうするニャ?」
「それは後ろの人に聞いてみてよぅ」
「酔ってるニャ! でどうなのニャ?」
「どうなのッて言われても」突然振られたのでタジタジ。
「まぁいいニャ」
「これからも釣りに行くニャ?」
「それはいっぱい連れてって 新しいモノいろいろ聞かないと」
「金づるニャ」
「こらー」
「それはそれ これはこれ」
「どれだか」
「じゃぁ次は何を釣ろうかな」
次の釣りモノを考えているうちに夜は更ける。
「結論出ないニャ」
「眠いんでしょ 寝なさい」
「そうだニャ」
メグに促されてケイちゃんは部屋に戻っていく。
それにしても次の釣りモノ気になるなぁ 何がいいかな。
「今度はこっちの釣り方やってみる?」
「それはいいかもね でも何する?」
「んーとね 確か タイのテンヤ釣りが近いのがあるんだっけ?」
「そうだね それでいこう」
次回は一つテンヤ真鯛でいってみることになった