フネタコの準備と
今回のタックル
ジグロッドとライトゲームロッドを準備
リールは両軸に3号のPEを巻いた。
リーダーはナシでいいかな。
あとは100円ショップでで飾りをイロイロ買ってアピールする仕掛けを作る。
最近は100円ショップでいろんな釣り具を買えるけど、それ以外の手芸コーナーとかにも釣りに使える便利グッズがいっぱい売ってる。
僕は手芸用の飾りつけグッズをいくつか買ってみた。
仕事終わりにイロイロ買い込んで仕込む予定。
もし金曜日の夜に異世界に行けたら嬉しいので、今回は金曜日の夜に異世界船宿のあるはずの場所へ行ってみるつもり。
いままでは土曜日の朝しか行ったことがなかったけど、先日平日の夜にも行けたから。
そして金曜日、僕は仕度をして船宿に向かった。
夜 あるはずの場所に向かう最後の角を曲がるとそこに船宿の明かり。
ホッとするのか緊張してるのか微妙な気持ちで玄関をくぐると、そこにはいつものようにケイちゃんがいた。
「今日は珍しいニャ!」
「部屋はある?」
「あっても無いから おねえちゃんの部屋ニャ!」
「こらーっ」
メグが聞いてたみたいですぐに止めた。
「メグ 来たよ」
「うんっ いらっしゃい」
「抱きついていいにゃぁ」
僕たちは見つめ合ってた。
「おじゃまにゃぁ」
ケイちゃんは奥に引っ込んでった。
「荷物おいてきていいかな」
「いいわよ」
僕は荷物を持っていつもの部屋に行く。
メグの隣、、、
「あれ? これ」
部屋の入り口のドアが変わってる。
「私に部屋と同じにしたの」
ドアを開けると
「うあっ?」
思わず変な声が出た。
「貴方専用の部屋にしたのよ!」
「ありがとうメグ!」
「ケイちゃんも手伝ったのよ」
「それで?」
「そう」
真ん中のテーブルが大きくてみんなでご飯を食べるのに便利な感じのレイアウト。
その奥にベッド。
結局僕の部屋と言う名の居間だね。
「いつでも来てね」
その言葉に 僕たちは照れてしまった。
荷物を片隅に置いて、落ち着くとメグが口を開く。
「お風呂先に行く?」
「そうだね」
「ごはんは?」
「まだ食べてないよ」
「じゃせっかくだからこっちで食べようね」
メグとケイちゃんが準備してくれてる間に、僕はお風呂に入る。
部屋まで準備してくれててとっても嬉しい。
ご飯の後、明日の釣りの話、しておかないとなぁ。
お風呂から上がると、すでに食卓が出来てた。
チョコンとケイちゃんが座ってる。
「こっちニャ」
案内されるままに座る。
すぐにメグがお酒を持って現れた。
「はい 飲むでしょ?」
「うん」
「じゃ 食べるニャ!」
僕たちは一緒にご飯を食べながら 明日の釣りとその後について話し始めた。