表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

66/111

追加の料理?

興味津々のケイちゃん。

それをうまくかわし続けるメグ。


まるで漫才。


キスのおつくり、コリコリしておいしい。

天ぷらも。

あと 異世界こっちの野菜天ぷらも塩で食べるととってもおいしい。


「ところで追加の料理って何?」

「んニャ? ちょっとニャ」

「最後にもってくるニャ 今冷やしてるニャ」

「冷たいデザート?」

「そんなトコロニャ」


「おねーちゃん あそこの灯台の砂浜で釣ったニャ?」

「そうよ あそこで昔キャンプしたニャ」

「懐かしいわね、おねしょした子がいたわね」

「言わなきゃよかったニャ」


「あの灯台って行ったことあるの?」僕は聞いてみた。

「いや あそこ行ったことないな 下から見るくらい?」

「階段あるけど 結構高いニャ」

「陸からでも行けるけど時間かかるのよね」

「こっちは車ないもんね」

「車?」

「自動車」

「よくわかんない こっちは船が移動手段ね だから港が発展するの」

「そうなんだ」

「あとはウマくらい?」

「運河があって船ばっかりよね」

「だから山のものは高いのよ」


船は地球あっちとそんなに変わらないくらいだけど、それは主な交通手段だからか。

その分陸路の移動手段がイマイチ発展してないみたい。

でもそのうちこの前の峠の先にも行って見たいな。


「バシャならあるけどね」

「馬車かぁ」

そんな話をしていたら時間が過ぎていく、そこへケイちゃんが

「持ってくるニャ」

台所に行った。

「何か作ったの?」

「追加だって」

もってきたのはケーキ


「にゃにゃーん!」

「あ!」

ケーキに僕とメグの似顔絵が描いてある。

ケーキと言ってもパンケーキみたいな焼いたスポンジだけど

うまいこと絵になってる。

「これケイちゃんが?」

「ふっふーん そうニャ」

「うまいなぁ」

「絵を描きながら焼くニャ」

意外な才能を見せてくれたケイちゃん。

メグも感心している。

「こんなこともできたのね」

「そうニャ」

「作って売ればもうかるかしら」

「おねーちゃんはすぐそれニャ」

「ケイ以外描けないのが難しいところね」

「そんなおねーちゃんにはこうニャ」

僕とメグの間にナイフを入れようとするケイちゃん

「だめっ」

メグがすぐに止めた。

「素直なおねーちゃんニャ」

「ほらおねーちゃん」

メグの顔を切り取り ほらほらとアクションする。

メグはそれを僕に食べさせてくれた。

「きゃー えっちニャ」

「こら ケイ!」

「次ニャ!?」

僕は自分の顔を切り出して メグにあーんしてあげた

ぱくっと食べたメグの顔がかわいくてドキッとした。


そんな晩御飯終わり、部屋に戻る僕とメグ。

「ごゆっくりニャー」


「そういえば 罰ゲームのお願いなんでもって何だったの?」

「ん? キスして欲しいって言おうと思ってたの」

そうしてメグはまたキスしてくれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ