ドラゴンといえば異世界の定番です(2)
海の中に魚がいることは確実らしいんだけどなかなか口を使わない、今日は20本持ってきたので5投でカラーチェンジを繰り返していると紫グローストライプに来た。「ジーっ」ドラグが出る。スプールからラインが出ていく、「ド、ドラゴンかな!?」思わず呟くとメグは一言「ドラゴンは空にいるものよ?」
「いるんだ、ドラゴン」そう思ったが口に出す余裕は無かった、ドラグが止まる瞬間巻き上げる、すこしずつ巻いて格闘すること数分、思った通りの銀色の長い魚体。強気に抜き上げると指5-6本、メートル越えのドラゴンだ!「ほら、これがドラゴンだよ!」ニヤケタ顔でメグに話しかけた。「ドラゴン?」
「そうドラゴン」大きなタチウオをドラゴンって呼ぶんだよ。「じゃぁドラゴンはいないの?」「いないよ、想像上の動物だよ」ドラゴンのいない世界でドラゴンと呼ばれていることが不思議だったみたい。大きなドラゴンを抱えながら僕はメグと笑った。「あたしもドラゴン釣らなきゃね」メグは俄然ヤル気だ
「そうドラゴン」大きなタチウオをドラゴンって呼ぶんだよ。「じゃぁドラゴンはいないの?」「いないよ、想像上の動物だよ」ドラゴンのいない世界でドラゴンと呼ばれていることが不思議だったみたい。大きなドラゴンを抱えながら僕はメグと笑った。「あたしもドラゴン釣らなきゃね」メグは俄然ヤル気だ