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コマセイサキ

しばらく走って、メグは船を泊める。


このあたりかな、28メートル。

探知魔法でメグが魚影を捉えた。

こういうのは異世界こっちっぽい。


シーアンカーを入れるメグ

僕は準備していた仕掛けを展開して、少し伸ばす。

きゅきゅっと折り目を正して、カラバリにオキアミを付ける。

最初なのでコマセも多めに入れる。


「はいよー」

いつものメグの合図


コマセはまずはオキアミと配合エサを混ぜたもの。

入れすぎると出が悪くなるけど ついつい入れすぎちゃうんだよね。

そこはガマンして 絡まないように気を付けて 仕掛けを投入してカウンターを確認。

指定タナの仕掛け分2メートルくらい下まで落としてコマセを撒くため、リール半回転 50センチくらいづつ巻いて指定タナに合わせる。

少しコマセを撒いてはしばし待つ。


そうこうしているうちにメグが準備を終えて同じように投入する。

メグは配合エサを磯用のイサキ釣り用を混ぜたものだ。


僕が3回目のコマセ投入をしたときにアタリ。

僕じゃなくメグに。


最初なので型を見たいというのもあって追い食いは狙わずに上げるメグ。


「来た」

上がってきた カゴを取り込んでハリスを掴み上げる。

真ん中の針に25センチくらいのイサキだ。


僕はコマセを再度詰め直して投入、慎重に止める時間を延ばし、カゴが揺れないように船の揺れに慎重の合わせる、するとアタリ。

くっと合わせて上げる。

「来た来た」

重さを感じながら上げる、カゴを掴んでハリスを上げるとこれも25センチくらいのイサキ。

ウイリーに来た 緑だ。


一尾見ると気が楽になる、僕たちは追い食いを狙ってみる。

僕たちはアタリがあっても少し待ち、さらに食ってくるのを狙う。

ポツポツとアタリがあり、お互い10尾を超えてツ抜けしたところで、コマセをオキアミからアミに変更して試すことにした。


アミのほうが少し重い仕掛けを使う。

今のところマダイや青物が来てないから アミでイサキも釣れるはず。

アミ用の仕掛けとカゴに交換して僕とメグが同時に投入。


コマセが変わったからかしばらくアタリ無し。

ココのイサキはオキアミを覚えたからか?


「場所変えようか?」

「もう一回オキアミに戻してみない?」

「確認するってわけね 魚はいそうだから試してみようか」


仕掛けをオキアミコマセ仕様に戻して試すことにした。

「いくよー」

「はーぃ」 ちゃぽんと投入。

コマセを撒く動作を4回目、止めているとすぐに一投目からアタリ

ちょっと軽い感じ。

軽いかな、追い食いさせるためにちょっと待つ。


するといきなり竿を引き込まれるほどの引きと同時に「じゃーっ」ドラグが鳴る。

なんだ!? サメか青物か!?

走りやまない ドラグは出続ける。

今日は新品のPE2号200メートル ハリスさえ切れなければ獲れるはずだっ。


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