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夜も更けて

次回はイサキ釣りにすることに決めた僕ら。

お酒を飲みながら 異世界こっち地球あっちの釣り方について話して釣り方自体はあまり変わらないことがわかったので、両方の道具を使って比べてみるのもアリかなぁ。

今日のアナゴ釣りでハデハデ仕掛けとシンプル仕掛けやエサを変えながら実験したのと同じように。

「釣れ過ぎてあまり差がわからなかったけどね」

メグが微笑みながら言う。

「とにかく僕は 地球あっちのタックル持ってくればいいんだよね?」

「うん おねがい」


今日は夜アナゴだったからけっこういい時間になった。

さすがに明日は船を出さないメグ。

「最近は平日専門だね かき入れ時なのに ゴメンね」

「大丈夫よ さっきケイも言ってたでしょ 儲かってるから」

「タイラバを異世界こっちで作って売れ始めたんだよね?」

「そうなの、でも船を出すのは大好きだから平日は出してるよ」

「僕がこっちに来るときはいつも貸しきりにしてくれてありがとう」

「ううん、あなたと二人で船に乗るのがとても楽しいのよ?」

「僕も一緒に船で走ってる時間とても好きだよ」


「あら 釣りは?」

「それも ある かな?」

「どーだか」

「でもこんな貸し切りで二人 いろんなこと試せるのは楽しいよ」

「私も、一緒にいて新しい釣り方教えてもらうのすごく好き」


いつもとちょっと違うそんな話をしてたら日付も変わってた、メグはすごく眠そうなのでこのあたりでお開きに。

「じゃ また明日ね」

「メグお疲れ様 これ持っていくね」


ケイちゃんはすでに部屋に戻っている。

テーブルを片付けて台所に食器を持っていく。

帰ってくるとメグがテーブルにうつ伏せになって寝てた。

「おーい メグ?」 起きない

「んー どうしよ」

何度か起こしたが起きる様子が無い。

そりゃそうだ朝早かっただろうに こんな遅くまで 悪い事したかな?


このまま毛布でも掛けてと思ったけどこのまま寝かせるのもアレだからと抱えてメグの部屋に連れてくことにした。

まず部屋のドアを開けて、戻ってきてメグを抱える。

「んー」 


起きるかな? いや起きなかった。

お姫様だっこでお部屋に連れてく。

「軽いのなぁ イイ匂いするな お風呂上りだしね」

なんかしゃべってないと照れちゃうから独り言。

ドキドキするのは普段の運動不足のせいかそれとも・・。

部屋に入ると僕はメグのベッドに寝かせて毛布をかける。

寝返りをうつメグの綺麗な寝顔にドキッとした。

さすがに服を着せかえるのはできないけど 大丈夫だよな?


僕は電気を消して僕は自分の部屋に戻る。


部屋に戻って布団に潜り込んでも ドキドキが止まらなかった。

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