タイラバ(1)
釣り場に到着、さっそく準備に取り掛かる。タイラバはルアー釣りで主に鯛を狙うときに使うもので、瀬戸内海が発祥らしい。ヘッドと呼ばれるカラフルなオモリとスカート ネクタイ あとは針。この組み合わせを付け替えてアタリを見つけるのがこの釣りの醍醐味だ。今日一発目はあらかじめ準備したコレ!
今日は195のライトゲームロッドに両軸リールPE1号、リーダーフロロ4号。ぶっちゃけLTアジと同じもの。タイラバは黄色オレンジ系でスカート無しネクタイは黄色オレンジのストライプ。「はいよー」メグの声でまわりは一斉にテンヤを投げ込む、少し遅れてタイラバを投入し着底までじっと竿先を見つめた。
フッと竿先が上がる、着底だ。すかさず糸フケを取り、巻き始める、30回だいたい20メートルほど巻いては沈めを繰り返す。速度は一定で巻くのだが、スピードは巻き上げごとに変えてみたがアタリは無い、周りも釣れてる様子はなさそうだな、そんなとき「来た!」声の方を見ると竿がギュっと曲がっていた。
釣り人のお手伝いをする仲乗りさんが上がってきた魚をタモで掬った、綺麗な真鯛だ、40センチほどだろうか?「ちゃんといるんだ」と一度上げてカラーチェンジする、ネクタイを白緑のストライプにして再度投入、すると途中で穂先がフワっとして糸が出て行かない。「???!」アタリだフォールで来た!