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SLJ スーパーライトジギング

今回から140文字小説ではなく通常営業です。

 さて新しいポイントに到着


スーパーライトジギング(SLJ)に挑戦。


「じゃぁメグちゃん やるよ!」「よしきた!」

さっきやったタチウオジギングとあまり変わんないけど、今日本の沖釣りで流行ってるんだ。

SLJは50グラム前後の比較的軽めのメタルジグでいろんな魚を釣る釣法。

メタルジグというのは金属で出来たルアー、鉛やタングステン製。


フックはルアーでよく使う三本針のトレブルフックや一本針、アシストフックとかイロイロ組み合わせがあるのだけど、今日はアシストフック二本針でやってみる。


今日のタックルは

ロッドはSLJ用の2.1メートル 15号とかに対応したちょい投げロッドでも大丈夫だけどね。

スピニングリールの3000番 PE1号を200メートルを巻いて。

リーダーはフロロ5号、船釣りハリス用がオトクなので、これを10秒ノット(しかできない)で1mか

な。今回は理由があってちょっと短いのです 普通は1.5メートルや2メートルくらい。


ここにスナップスイベルでジグ直結 ではなく、今回は3本針のジグサビキを装着してみた。

ジグサビキを装着するのでちょっと長めのロッドなんだよ。

キラキラ、ヒラヒラが付いた針が数本ついたサビキ仕掛けをリーダーとメタルジグの間に入れて、サビキに食ってくる魚も釣っちゃおうという釣り方。

一説では、小魚をメタルジグが追って食べてるように見えるという話も。


メグは黄色金ストライプ 僕はイワシカラーをチョイス 二人とも50グラム。

「ワンピッチジャークはさっきやったよね 竿を上下させて一回でリール一回巻き」

「大丈夫だよ! さっきよりちょっと軽いから楽だね」


ここはさっきと違って 根魚も狙える岩礁地帯 

根というのは海の中の岩場のことね 根がかりってのはそこに引っかかっちゃうこと。


着底は糸が出なくなってフワっと竿先が浮いたとき、潮の流れがきつくなければいいけど。

大丈夫そうだね、さっそく一回目開始。

メグはもう慣れたもので 深さ40メートル弱なので数十回巻くのだけど元気いっぱい。

僕はただ巻き ロッドアクション無しでリールをジリジリ巻くだけの釣り方。

「そんなので釣れるの?」メグが聞いてくる。

「これはただ巻きって言って、ジグが泳いでくれるタイプだとこれでも充分なんだ」

「ふーん」 メグはちょっと不服そうにしてた。

「誘い方は自由だからイロイロ試してみたら?」「そうね」

何度めかのフォール、落としているときにガツンとアタリがきた ほぼ底だ。

「キターーーーーー 根魚かな」ジリジリと糸がひっぱられて切られないようにリールのリミッターが効いて糸が出ていく。

根魚が根に潜られると岩に擦れて切れちゃうので最初は強引に巻いて巻いて少し浮かせるように専念する。

よし巻ける、途中からふっと軽くなり、口から浮袋が出てるハタっぽいオレンジの魚が上がってきた!

「メグ 来たよ!」続けてきいてみる「毒は ないよね?」根魚はヒレに毒があるものがいるので異世界だから念のために聞いてみた。

「大丈夫だよ」タモ網ですくってくれた「ありがとう」

釣れたので僕はカラーチェンジをした。

続けてすぐに今度はメグにきた、わりと表層だ。

「おっ 結構走るよ」なんだろう?ドラグが出るほどじゃないけどぎゅわーんとロッドが弧を描く。

僕は絡まないように急いで仕掛けを回収してメグのサポートにまわる。

巻き上げてくるとピンクの魚体、マダイ?そこそこのサイズの真鯛がキタ!

今度は僕がタモを入れる。

34センチの真鯛だ。

僕とメグはハイタッチでその後もカラーチェンジを繰り返しながら、僕は ハタ、マダイ、カツオ メグはマダイ マゴチ ヒラメを釣った。

流されていくうちに岩礁を離れて砂地のほうにうまい具合に流されていたみたい。


ソコソコ釣れたので今日はこれくらいにして、僕たちは港に戻ることにした。


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