夕食の後で
「洗い物しとくから ケイちゃんゆっくり飲んでていいよ」
「ありがとニャ」
僕はケイちゃんと入れ替わりで台所で洗い物をしている。
「お鍋とかはそのままでいいニャ」
食器だけ洗って棚に片付けたらまた席に戻る。
「小さいハゼはポリポリ食べてたね」
「骨ごと食べるからいいのニャ」
「煮干しみたいなもんか」
僕が持ってきたレモンチューハイを飲みながらポリポリ食べてるケイちゃん。
メグはすでにワインを開けている。
「明日は釣り行かないよね」
念のために聞いてみた
「行きたかったら良いわよ」
「いえ 大丈夫です。」
「二人でのんびりすればいいニャ」
「船だけでも涼しいニャ」
僕らがデートするを楽しみにしているケイちゃんだけど、今日みたいに一緒に行くのも楽しいからなぁ。
「大丈夫よケイなら」
メグが察したように話してくれた。
「わかった じゃどうする?」
「んーとね 何も考えてない!」
ちょっと酔っぱらったメグはいつもと違って可愛い。
「あーもう デレデレだニャ」
「明日考えればいいニャ」
「メグ寝ちゃう前に自分の部屋に」
「うーっん」
「連れてって!」
酔ってるメグはホントカワイイ けど手が付けられない酔っぱらいかっ!
「一緒に行くニャ」
ケイちゃんと二人でメグを連れてく。
「おねーちゃん 起きたらびっくりするように脱がせておくかニャ」
「こらー 聞こえてるぞー」
「こんなときだけ聞いてるニャー」
メグを寝かしつけて 僕たちは部屋に戻った。
「まだいいニャ?」
「うん大丈夫」
「じゃさっぱりしたおつまみ出すニャ」
冷蔵庫からかわいい彩りのサラダが出てきた。
「おねーちゃんサラダまで持たなかったニャ。」
意外と酒豪のケイちゃん、まだまだ飲むようだ。
僕は持ってきた地球のおつまみを取り出した。
「わーぃ」
「いつもおいしいお料理作ってくれるお礼だよ!」
「ありがとニャ」
「残りも持っといてね」
イカシリーズで イカフライ アタリメ イカクン いかイカ三昧
とっても喜んでくれたのでもっと持ってくればよかったな。
次は豆シリーズでも持ってくるかな?
いろんな種類を持ってくればよかった?
ちょっとその辺が僕のダメなところなんだけどね。
ケイちゃんと釣りの話をしてたら、ルアー釣りならやってみたいって言うから ちょっと前にやったSLJならいいんじゃないかなと思ったので今度またやってみようかなと。
これからの季節なら釣りモノも変わるからね。
「じゃ今度はジギングにしようね」
ケイちゃんと約束をして今日の所はお休みにした。
次回もケイちゃんと一緒に釣りに行けそうだ。