第二話 あれ、ちょっと待って、、、この世界って、、、
二話投稿、、、、、、、、!
かなり頑張った、、、、!
「ぉぅじ様、、、!王子様!大丈夫ですか!!?」
知らない天井だ、、、
「え、あぁ、まぁ、多分、、、」
「良かった!第五王子との決闘で彼の王級風魔法を頭に食らって、意識を失っていたんですよ!?、、、全くあのガキは、、、おっと失礼。どこも身体に異常は見えませんか、、、?」
そう言って俺の身体をペタペタ触る女性、、、っておい!
「ちょっと!やめてくれないか!というか、誰なんだ君は!」
「王子、、、?まさか記憶が、、、?では、ご自身のお名前を思い出せますか?」
「名前、、、すまない、何も覚えていないんだ。」
ここは転生した世界、、、ということなのか、、、?ていうか、赤子スタートじゃないんだな。
「鏡を持ってきました、一度御自身のお顔を見てみてください。何か思い出すかも、、、」
何だこのデブ、どっかで、、、、あっ!
「アレス・ウィリアムズ!豚王子じゃないか!」
「正確には、アレス・シータ・ウィリアムズ第三王子であります、、、王子。それと豚王子、というのはやめてくださいまし。」
そうだ、そしてこの侍女はアシリカ。この世界は、、、『ワールド・オフ・クリーチャーズ』通称、ワルクリ。
売り上げ百十八億を誇ったストーリー&オンラインRPGじゃないか!
「転生したってこの世界だったのかよぉ、、、」
そんなのって、、、
超イージーモードじゃんかよ!!!
俺は、仕事のちょっとした隙間にワルクリをやるほどハマってたんだ!
その結果日間ランキング最高19位!
プレイ人口が1200万人であることを考えると、相当だ。
ランキングはタイムチャレンジ、スコアチャレンジがある。
俺はタイムチャレンジのほうな。
そしてワルクリの豚王子と言ったら、ストーリーモード中期で学園を追放されほぼ同時に廃嫡→辺境送りとなる。選んだストーリーによっては中ボスとして登場し主人公のヒロインを殺し、最後に怒り覚醒した主人公から永遠に苦しめられる『無限牢獄・極』で死ぬことが出来ない苦しみを与えられる。
(まぁ、そのあとヒロインを生き返らせる話になるんだけど。)
ましなエンドでも、エンディングで風の便りで死亡が伝えられて、へ〜ってなる程度。
イージモードとか言ったけど、、、
「ちょっとハードすぎやしないか、、、?」
なんで豚王子なんだよ、、、
ワルクリにはレベルやステータスと言ったシステムがあり、この世界がワルクリなら見えるはずだが、、、
試してみるか。
「ステータスオープン」
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レベル15
名前:アレス
状態:肥満(重度)
職業:雷の魔法使い
ーーステータスーー
体力 250
力 120
魔力 500
俊敏 35
知力 750
ーー特技ーー
ライトニング(初級)
ーー称号ーー
なし
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いや弱いな、、、
レベル15ならオール300以上はあるはずなのにな、、、
何だこの俊敏の低さ、、、
取り敢えず、職業転換とレベル上げに行かなきゃな。
「私の婚約者殿が起きたと聞いていたが、ここにいるだろうか!」
っ!?この声は、、、ストーリーでの俺の推しキャラじゃないか!
いつか会いに行こうと思っていたが、、、まさかここで会えるとは、、、!
「頼もう!ユリアナ、フォーレットだ!」
拙作を見ていただきありがとうございます!
初投稿です!基本一日一話でやって行きます!
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