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あらすじ
悠希『それじゃ、行ってくるよ。婆ちゃん』
博子「気を付けてね」
僕は返事をし、家を出る。
今日は土曜日。世間一般では高校生は夏休みだ。
しかし、僕の学校は進学校ともあり、土曜日でも午前まで授業が行われている。
しかも、規則がとても厳しくとてもでは無いが、好き好んで行くような高校ではない。
それなのに僕は地元の高校ではなく、こんな高校に入ったのかって?
???「おはよー、ゆっきー!えへへ、昨日は良く眠れた?」
悠希『お、おう?』
そう、彼女の存在である。
彼女とは中学一緒であったが、僕をいじめていた主犯である。
だから僕は彼女から逃げ出すためにわざわざ東京まで来たのに!
それに今は何故か彼女は僕にとって
理沙「ゆっきー大好き!」
僕の彼女なのだから…。