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私という人のお話  作者: Luna
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普通とは何?~幼児期~

キリスト教系の幼稚園へある春の年に入園しました。

それまで、母と一緒に習い事や周りのいろんな所へ参加はしていましたが、人がいるところは疲れやすい。

母に甘えて、泣いてかんしゃくを起こし、静かな場所へ逃げていました。


幼稚園では、母がいません。

自分の一番の味方で、助けてくれる母は泣いてもわめいてもきませんでした。

段々、来てくれない事を理解しましたが、やはり、いっぱいの同世代の子がいる中で、どうしていいのか?どうしたらいいのか?


とにかくわからなくて、先生に言われた事をやることも難しく、必死でした。


入園した幼稚園を引っ越しという形で5ヶ月で転園。

父親の実家の近くへ引っ越しをして、父の通っていた幼稚園で転園しました。


そこで私は親友に出会いました。

彼女は三つ下の妹がいる世話好きの少しお節介、まじめで優しいMちゃん。

それ以来、小学校、中学校時代は毎日、高校から今までは辛いときには、私の隣にはMちゃんがいました。


Mちゃんは私がわからないことを教えてくれたり、手をひいてくれたり、手伝ってくれました。

彼女がいたからこそ、私はずっと困らずなんとかしてこれました。

それでも、新しい幼稚園でも普段と違う事、変わった事、慣れないこと、思い通りにできない時、かんしゃくや地団駄、泣き叫んでいました。


当時、幼稚園の担任はその道、ベテランの先生で私が卒園したときに定年するほどの年の女性でした。

こんな手のかかる子はあまり見ないし、これでは義務教育の普通の小学校では受け入れてくれない。


当時の私はうまく言葉を話せないし、気持ちを伝えるのが下手すぎて家族や親友以外には通じない。

好きだった事はテレビ、絵本。 


テレビでいろんな言葉を知る事、どういうときに使っているのか? いろんなことを知りました。

絵本でもこういうことをすると嫌われる。こうすると相手はこう思うなどの学習ができて、長らくの普通の人でいる為の生活に役に立ちました。


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