人物紹介『ヴィラーチェ』
初回登場は第四話で無名のキャラで登場したヴィラーチェさんです。
元々彼女はちゃんと本編で登場させる予定でしたので、四話で名乗らなかったのは意図的なものです。
彼女は魔世界・ドラゴン界の住人で、「フェアリードラゴン」と呼ばれる種族です。
妖精族のように小さいと言われているだけで、実際の妖精の倍以上の大きさはあります。
アルビの人間のような肌と髪を持っていますが、腕はほぼ翼になっており、その先には未発達の指のようなものがあるので、翼竜に近いです。
また鳥の足のような脚部のため、小型のハーピーに思われがちですが、長い尻尾と小さな角を持つれっきとしたドラゴン族。彼女の髪に隠れてはいますが、書き分けると小さな角がちゃんと1本あります。
ハーピーと言われると烈火のごとく怒るのは本編でも書いた通りです。
ちなみに独特な話し方はヴィラーチェ本人の問題で、フェアリードラゴン族全体がそういう話し方をしているわけではありませんよ。
キルトランスたちドラゴンニュート族と同じように、一番の得意分野は魔力ではあるのですが、その実力を比べると雲泥の差。フェアリードラゴン10人集めてもキルトランスには敵わないでしょう。
しかし、彼らは群れで生活するために、魔力と連携を結集して他のドラゴンたちから身を護っています。
またドラゴンは卵生のために、臍はありません。また雌でも乳房はありません。ですから胸のあたりの膨らんでいるように見えるのは大胸筋です。
ただし性器は普通に股間にあるのでその辺は隠さないと人間社会だと色々と問題なのです。
しかし彼女の手では服を着るのはむずかしいために、服を着る時は人間に手伝ってもらわないと着ることが出来ません。
人間と同じ構造の服は着にくいので、一枚布を加工したワンピースのような服を着ることになります。
現在は服無しverしか書いていませんが、第二部では服を着たverもお見せできたらと思っております。