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人物紹介『ホートライド・ガル』

挿絵(By みてみん)


 タタカナル村の自警団に所属する青年です。

 レッタの幼馴染で子供の頃は一緒に遊んでいました。年齢差は5歳。

 基本的に真面目ですが、正義感が強い訳ではありません。揉め事はあまり得意ではなく、出来るだけ避けようとする傾向があります。

 またその場、その場での対応力が高く、柔軟性があるので、場合によっては正義を曲げてでも、事を収めようとする傾向があります。

 三人兄弟の二男で、長男は実家のお店の手伝い、三男は工業地帯で鍛冶の修行中。

 性格もその辺から形成されたのかもしれませんね。

 その性格と人当りと、実務能力から、村からも自警団からも好かれており、実質村の青年団長的な役割をしている部分もあります。


 自警団としての得意分野は警戒偵察。

 実は視力と動体視力が良いので、細かいところも見逃さない優秀な人です。

 得意な武器は剣と槍。

 槍は攻防一体の武器なので、柔軟に対応できる彼ならではの得物(えもの)です。

 しかし基本的には村の中では剣を持ってる事が多いです。

 魔獣退治など、村の外で振り回す時は槍を使いますが、村の中では振り回しにくいのでしょう。


 作中でも触れていますが、彼の戦闘能力で特筆すべきは「回避能力」でしょう。

 とにかく避ける事は天下一品。

 作中で帝国騎士団(パラディン)の攻撃を避けるシーンがありますが、あれは実はすごい事なのです。

 パラディンは軍学校を主席レベルで卒業した者が、さらに選抜を受けて騎士団(従者として)に入り、そこからさらに騎士の称号を得た者だけがなれる、いわばエリート中のエリート。

 一般的には騎士一人で軍人十人相手に余裕で勝つのが当たり前、と言われるほどの強者が騎士なのです。

 そんな彼らの攻撃を一度ならずも二度も避けた時点で、常識的には「ありえない」くらいの事をやってのけているのです。だからこそ、彼女も驚愕したのですけどね。

 なんせ騎士の攻撃を避けられるのは騎士だけと言われるくらいですから。

 もっとも、キルトランスとの模擬戦の中で、キルトランスが本気で無いにしろ、彼の攻撃を避けてはいます。

 ホートライド本人としてはあまり意識はしていなかったようですが、実は地味にすごい事なのです。


 恋愛については、本作中でも分かる通り、レッタが好きなのに相手にされていないという悲惨な状態です。

 ただ、幼馴染時代から、彼女がそういう子である事が分かったうえでの好意なので、本人としてもある種の諦めはあるようですが、好きなものは仕方ないですね。

 あと、自覚症状はないのですが、実は村の娘からは人気があり、レッタ以外に目を向ければ結婚に苦労はしないのです。


 本編中には書かれませんが、将来的には帝国騎士団に入ります。

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