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ホートライドの魔力設定について

 まず第1回はホートライド・ガルに関すること。

 当初、彼は魔術も多少使える魔剣士的な設定にするつもりでしたが、結局普通の人間にしました。

 しかし魔力が無いわけではありません。


 この世界では「魔力」と「魔術」は別ものだと考えています。

 RPGのステータスで言えば「かしこさ=魔力」「MP=魔術」と言ったところでしょうか。


 たとえば第16部分 少女たちの初めての魔術体験で登場した 「バルチス」という発火魔術道具は、起動するのに魔力が必要なものです。

 この他にもすべての魔術道具(マジックポーション)の発動にはトリガーとなる魔力が必要です。

 ですから「かしこさ=魔力:0」の人はマジックアイテムが使えないといった感じになりますね。発動には最低限魔力1は必要なのです。

 もちろん使えない人がバカって意味ではありませんよwあくまでも(たと)えです。

 ちなみにアルビの全人口の2割近い人間が魔術道具を使えずに不便しているようです。


 MPの概念は、魔術を発現するのに必要な魔力だと思ってください。

 たとえば何かの魔術が消費MP24だとしましょう。

 でも本人の最大MPが15しかなければどんなに頑張っても使えませんよね。

 逆にMPがどんなにあっても、スキルとして魔術を一つも覚えられなければ使えません。


 しかし一般的なRPGでは、魔法が使えない戦士などの職業の人のステータスでも「かしこさ・ちりょく・魔法防御力」などの名前で数字が割り振られていますよね。まれに0設定のゲームもありますが…。

 それはこのアルビでも一緒です。

 魔術攻撃を受けた場合、本人に魔力がなければ大ダメージを受けますが、魔術が使えなくても体内に潜在的に魔力がある人であれば、ダメージを軽減できます。

 ですからホートライドやレッタが治癒魔法を受けた時も、二人の体内の魔力に応じて効果が変わってきたのです。

 ちなみにレッタとホートライドの場合はレッタの方が潜在的魔力は高いです。

 ですからレッタは通常1週間ほどかかる傷を一瞬で治療しても翌日には元気になってましたけど、ホートライドは半日くらいで治る二日酔いの治療で足腰にくるほどの体力消耗をしてしまったのですよ。


 以上の事から、ホートライドは魔術が使えない設定になってしまっても、体内に魔力の素養はあるのでそこまで悲観しないでくださいw

 それに魔力の素養が高い人なら、何かのきっかけで魔術が使えるようになったりしますからね!

 人間だってレベルアップするんですから、まだ諦めないで!w

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