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女の子の視点4

ツインソウルは、涙が溢れる。


何故今迄巡り会えなかったかと魂が泣く。


普段めったに泣かない人も泣く。


涙が勝手に溢れて流れてくる。


それがツインソウル。


【街】


今日は、並木道に有るサロンに行くの。


明希ちゃんがどうしてもついて来てって言うから、行ってみる事にしたの。


彼女は、時々行っているみたいね。


着いたみたい…


この上ね。


看板が出ているわ。


スピリチアルカウンセリング…カードリーディング…ヒプノセラピー…


【サロン】


「こちらへどうぞ…このカードにご記入お願いします」


「はい。今日は、カードリーディング。どのカードでしてもらおうかな?」


「私は、付き添いだから…」


「そんな事言わないで、カウンセリングだけでも受けたら?ほら、カード書いて」


そう言われて、名前や職業を記入してはみたけど…


カウンセリング希望?それともカードリーディング?


うーん…どうしよう…?


「いらっしゃいませ」


「こんにちは。今日も、宜しくお願いします」


「栗田さんは、今日は、カードね」


「はい」


「お友達はどうしましょうか?記入したカード見せて頂けますか?」


「あ、はい。どうぞ」


「えー?!美咲ゆりさん?」


「はい、そうです」


「保育士さん…この近くに有るミッション系の保育園の?」


「そうですけど…どうしてそんなに驚かれるんですか?」


「あら本当…青いミカエルさん連れて来てるわ」


???


それから彼女は、色々話してくれたの。


神緒美貴さん。


私と同じ22才で、天使様が見えたり、聖霊とお話しも出来るんですって。


洸貴さんが言っていた妹さんね。


どうしてこんなに偶然が重なるのかしら?


不思議ね…


「偶然じゃなくて必然ね。縁が有る魂は、転生しても巡り会うものなのよ」


「公園で会った後、兄が「初めて会った気がしない」って言うから、ヒプノしてみたの。嫌がるのを捕まえてね」


「不思議なんだけど、私も初めて会った気がしなかったの…何と無く懐かしいような…」


「それは魂が覚えていたからよ。オーラが魂の旅の記をしてるからね」


「そういう物なのね…」


「ゆりちゃんもヒプノしてみましょう。兄との魂の関係がわかるかも知れないわよ」


「ヒプノって何ですか?私そういうの全然わからなくて…」


「ヒプノセラピーというのはね、退行催眠で、お母さんのお腹の中、過去世と見て行くんだけど、今生に影響するブロックが有れば取り除いたりもするのよ」


どうしよう…?


不思議なんだけど…


彼の事を思い出すと、涙が溢れる時が有るの。


どうしてかしら?


洸貴さんとの魂の関係を知りたい。


でも怖い…


「何悩んでるのよ、やってもらえば良いじゃない」


うーん…どうしたら良いの…?



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