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妹のためならこれぐらい!  作者: ツンヤン
おねにいさま?
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球技大会

 球技大会とは聖なる装備であるブルマを拝むために存在する大会だと聞いたことがある。

 現代において、ブルマとは絶滅危惧種に指定されているほどの代物であり、男性の8割は聖なる装備として認識をしている。

 俺は赤色の長袖、長ズボンのジャージをまとい、運動部の女子であろう、1割ほど生徒はブルマを装備しており、ものすごくそそる。

 目のやり場に困ることなく、ブルマを食い入るように網膜に焼付け、脳内にバックアップまでしておく。これでようやく壇上のおばちゃんのような先生に目を向ける。

 こういう先生に限って、話が無駄に長いのはどこの学校や学院でも同じようで、みんな視線は向けているものの、心は「早く終わらないかなぁ」と退屈しているのも、同じようで安心した。

 おばちゃんのような先生の話が終わると次は楓お姉さまが壇上に上る。

 生徒一同はお出迎えでもするかのように、大きな歓声をあげる。

 だけど、壇上のマイクの前にまで進むと、一斉に歓声がやみ、楓お姉さまのお言葉を今か今か、と待ちわびている。

 そして、壇上の上からすべての生徒を見渡すように首を振り


「説明のほうは先生からして頂いたので、私からは怪我のないようにがんばりましょう。以上です」


 キャーとかわぁーとか叫び声が聞こえる中、生徒会長様は一礼して、壇上から降りていく。ここまで絵になるのも楓お姉さまぐらいではないだろうか。

 そして、体育委員長の開会宣言により、球技大会が開始された。

 種目はバスケットボールということ、俺は持病があるので、運動系は見学しかできないし、バスケットなど接触の多いスポーツは、とある部分が膨張して、とある精神が暴走しかねない。

 なので見学……ちょっと不満あるけど……ちょっとリバウンドを取りにいこうとしたら、目の前の果実が揺れに揺れていたり、ドライブしたら肘が果実を変形させたりさせてみたかったんですよ!

 まぁ、正体がバレる可能性もあったので、文句は言えないのは事実。

 コートの外からじっくり視姦でもしていようと思う。

 七つコートが用意されており、一番奥のコートで俺のクラスが試合をするので、ベンチの後ろで応援することにした。


「幸菜様」


 そこに雛が凛ちゃんとは違うお友達と一緒に観戦しにやってきていた。二人ともジャージなのは少し寂しい気分にさせたけど、突っ込みどころが違ってしまうのでなにも言わないでおこう。


「立花様、初めまして! 豊島未来(とよしまみらい)と申します。」


 雛よりも背丈は高く、俺よりも小さい。髪形はセミロングで陽に当たれば茶髪とわかるので、もしかしたら地毛なのかもしれない。

 幼い感じの雛とは少し違うタイプのお嬢様と言える。


「こちらこそ初めまして。立花幸菜です。幸菜って呼んでもらって結構よ」


 出来る限りのお嬢様言葉を駆使して、未来ちゃんに挨拶をするのは、とても気持ち悪いとわかっているから、誰も突っ込まないでね……


「は、はい! では、今後は『幸菜様』と呼ばせて頂きます」


 そんなにかしこまらなくていいのに、この学院の子達はとても丁寧な言葉遣いをするので、少し窮屈な感じがする。

 凛ちゃんのようなタイプが接しやすいんだけど、この学院の伝統のような感じもするので、俺は口出しする気もないけどね。


「雛達の試合はいつなの?」


 この試合が終われば3試合分、間が空くので雛の試合も見に行きたかった。


「次の試合なのですよ」


「だったら応援にいくわね。雛も未来ちゃんも試合に出るんでしょう?」


 二人は声を揃えて「はい」と返事をすると同時に、試合開始のブザーが鳴り響いた。


 





 試合は言うまでもなく、勝ってしまった。

 試合は七分のみで勝敗決まる方式で、時間も十分ほどあれば一試合が終わってしまう。

 そんな短期決戦の中、なぎさはバスケ部? と言いたくなる様なプレイでクラスメイトを引っ張り、圧勝してしまった。

 さすがの身体能力というか、スポーツならほとんどの競技で上位になれるのではないかと思う。


「すごかったでしょ!」


 と、汗の吸い取った体操着は下着の色を薄くだが表に出しており、女の子特有の甘酸っぱい匂いが俺を興奮させているともしらずに、接近してくるのはやめて欲しい。




 俺のマグナムが火を噴くぜ!




 さて、次は雛の試合を見に行こう。

 雛達は先に移動しており、俺はスコアボードの横で観戦することにした。

 現在は、コートに入ってシュート練習をしているのだが、なぎさとは正反対な雛はシュートを打つも、全然入っておらず、心配になってくる。

 それを見かねてか、未来ちゃんが雛になにかアドバイスをしているようで、雛がもう一度シュートを打つと、やっとボールがリングに吸い込まれた。

 二人はハイタッチして喜びを分かち合っており、親友と呼べるぐらい仲が良さそうだ。


「あなたの言い方をすれば、萌えと言えばいいのかしら?」


 気配もなしに近づくのはやめて欲しいんだけど、言っても聞いてくれないだろうと予知しているので、慣れるしかないのだろう。

 それにしても楓お姉さまから『萌え』という言葉が出てきたことにも驚くよ。

 そういえば、朝も一般家庭で出てくる朝食だったりと、俺に合わせてくれているようで少し嬉しい。


「いえいえ、『萌え』ではなくて『百合』でしょうか」


 なに真面目に答えているんだろうか。

 楓お姉さまに目を向けると「こいつなに言ってんの?」と、でもいうような目で俺を見ている。

 自分でもなに言ってるんだと思っているんだから、そんな目で俺をもっと見てくださ……なにもないです!

 ほどなくして試合開始のブザーがなり、センターサークルに選手は集まっていく。

 その中には、雛も未来ちゃんもいる。

 親が子供の運動会で声を出して応援している気持ちがわかるような気がする。


「雛! 未来ちゃん! がんばってねぇ~」


 知らぬ間に声援を送っている俺がいたのである。

 隣には、腕を組んで成り行きを見守っている楓お姉さまがいて、ふとこれって親と子の図が出来上がっているように思える。

 楓お姉さまが父親。俺が母親。雛が子供。普通はとある部分が逆だと思うんだけど、隣にいる人は威厳のある父親って感じなので父親になってもらう。

 二人は俺の声援に手を振って答えてくれて、怪我の無いように試合が進めば勝っても負けても俺はどっちでもいいからね……

 願いというのは叶うものではなく、叶えるモノだと聞いたことがある。

 俺はそう思っていない。

 願いとは叶うと思い続けないと叶えられるモノさえ、叶わない。

 だから願い続けるようにしている。

 それでも、叶わない願いだって存在するのである。

 目の前では、中等部の子達がバスケットボールの試合をしている。

 経過時間、三分ほどが経過している中、白熱した試合が展開されており、観客も少しずつ増えていっている。

 どちらかのチームが得点を取れば、相手チームが取り返す。

 スポーツというのは圧勝よりも僅差のほうが見ている観客達はテンションを上げ、声を上げて応援してしまうのだ。


「雛! そこ!」


 父親になるというのはこういうものか、と、実感してしまっている自分がなんだか嬉しく思えてくる。


「まるで体育祭でも見に来ているお父さんのようね。」


 楓お姉さまにまで言われてしまうのであれば、周りからもそのような目で見られているのかな。

 それはそれで俺は困らない。むしろ「お父さんと一緒にお風呂入らないか?」「一緒にはいるぅ~」などのくだらない妄想が脳を揺さぶる!

 さて、試合のほうは雛のあぶなっかしいプレイにばかり目が行ってしまうけど、未来ちゃんはスポーツ得意みたいで、教科書に書いているお手本のような綺麗なシュートフォーム、しっかりと相手の胸元に向かってパスをする。

 なぎさのような大胆なプレイではなく、綺麗で優雅……まるでシンデレラが舞踏会でダンスを踊っているかのようで、周りにいる観客からも賛美の声が漏れ出していく。

 だけどシンデレラも12時には帰らなくては魔法が解けてしまうので、ガラスの靴を脱ぎ捨てなくてはいけない。

 試合の残り2分となった頃、雛の出したパスが相手にカットされてしまう。

 ここで相手ボールとなれば、完全に流れを持っていかれる。スポーツの流れとは怖いもので、サッカーでもJ1チームがJ2以下のチームに負け、本場アメリカのバスケット界では五軍チームが一軍チームに勝ってしまった。天変地異が起きなければ勝てないとまで言われていたのに……だ。

 それほど流れとは凄い力を秘めていると言える。

 それを未来ちゃんは知っているのかもしれない。ボールを奪い返そうと全速力でスコアボードに突き進んでくる。

 だからなにも見えていない。


「あぶないっ!」


 やっと視線を前に向けるが、時すでに遅し……

 ガシャーン! と大きな音を立てて、スコアボードに突っ込んだ。

 審判をしていた先生。隣にいた楓お姉さま。周りにいる観客の生徒達。そして一人の少女……雛が駆け寄ってくる。


「幸菜様! 未来ちゃん!」


「幸菜!」


 スコアボードは倒れ、左から雛の顔、右から楓お姉さまの顔、目の前には未来ちゃんの顔がそこにあった。

 荒々しい息遣いで俺の目を見つめてくる。

 汗がポタリと胸に向かって滴れ落ちても、視線を外すことができない。


「だ、大丈夫?」


「は、はい……」


 俺は咄嗟に未来ちゃんの前に飛び出して受け止めようとしたのだが、受け止めきれずにそのまま二人で突っ込む形となったのだ。

 それが功を奏したのか、俺も未来ちゃんも大きな怪我はなそうでなによりだったけど、未来ちゃんが立ち上がろうとしたとき、周りにはわからないように苦痛の表情を作ったのを見逃さなかった。


「幸菜! 怪我はないの!?」


 楓お姉さまに背中を支えられながら立ち上がり、体を動かしても特に痛みはないので俺は問題ないだろう。

 だけど


「未来ちゃん! 怪我はないのですか!?」


「大丈夫!」


 何事もなかったように振舞っているが、あの表情は絶対に足を捻っている。


「幸菜様。ありがとうございます」


 雛の失敗をフォローするかのように、俺にまで何事もなかったように振舞ってくるので、未来ちゃんの手首を握り、手繰り寄せる。

 急な力には反応できないのが人間で、引っ張られた人間はたたらを踏んで引き寄せられていくしかない。


「いたっ!」


 今度は周りにいる観客にもわかるぐらいの表情で痛みに耐える。

 その表情からして、もう試合に出るのは無理だろうな。

 俺は未来ちゃんの前で背中を向け、座るような形になり「背中に乗って」とおんぶする最初の姿勢になる。

 「これぐらい大丈夫ですよ!」と拒否をする未来ちゃん。だから今度は立ち上がってお姫様抱っこして無理やり保健室まで連れて行くことにした。

 女の子ってどうして、こんなに軽くできているのだろうか。

 ちゃんとご飯を食べているのか心配にさえなってくる。

 それよりも今は未来ちゃんの体に振動を与えないように慎重に階段を下りることに集中しよう。

 捻った程度だろうけど、小さな怪我を甘く見ていると足が動かなくなったり、後遺症が残ったりしてしまう可能性だってある。

 きちんとした処置はできないけど、冷やしたりするぐらいなら俺にだってできるし、保健室にいけば保険の先生がいるんだから、俺が処置することはない。

 お姫様抱っこで連れ出してから、顔を真っ赤にしてうつむいている未来ちゃんになにか声をかけてあげてリラックスさせてあげたほうがいいのかもしれない。


「バスケット上手だね。スポーツ得意なの?」


「い、いえ! 私なんか全然です。白峰先輩や花園生徒会長のほうが凄いですよ。去年も二人のチームが決勝戦までいってました。今年もそうなるって予想している人が多いです」


 完全無欠の生徒会長VSスポーツ界の申し子 というタイトルでゴールデンタイムでテレビ放送されていても違和感がない。というか中等部なのに高等部の先輩達に勝ってしまうって生半可な運動能力ではできないだろ。

 楓お姉さまは言わなくても想像できてしまうから、なにも突っ込まないでおこう。


「でも今年の優勝は白峰先輩のチームと言う子が多いんですよ……」


「それはどうして?」


 だって、まだ楓お姉さまが猛威を振るっている間は、さすがになぎさでも太刀打ちすらできずに、一人勝ちしていそう。

 なにか優勝できるキーアイテムでも拾ってきたのかな?

 ん~……そんなアイテムがあれば、なぎさなら大喜びしながら「幸菜! 見てみて」と自慢ぐらいしてきてもいいと思うけど。


「幸菜……様が入学してきたからです」


 ないない……。

 俺が男の姿だったら違っていたと思うけど、幸菜の分身の俺は病気を持った、か弱い微少女でなければいけないから、このような行事は基本は休まないといけない。

 特にバスケットのような接触の多いスポーツは危険きわまりない。


「あぁ。なんでって思っていますね? ほら、雛子を助けたときの画像を見た中等部の子達の中では、幸菜様が白馬に乗った王子様のような存在に変わっているんです」


 性別は王子様だけど、それ以外はなにも似つかない。馬に乗れないし、金髪じゃないし、かっこいいセリフなんて言ったら鳥肌が全身を駆け巡るだろうね。

 想像しただけでも鳥肌が立ちそうだよ。


「もぉー、そんな冗談言ってもなにも出ないよ」


「冗談じゃないですよ!」


「はいはい。ありがとう。ほら、着いたよ」


 保健室の前に着いて、ドアを開けようにも両手がふさがっていて開けることができない。だからといって足で開けるのはお嬢様としてどうかと思うし。


「私、降りますので」


 少女マンガのように先生がたまたま開けてくれたりする展開など用意されているわけもなく、仕方なく未来ちゃんをゆっくりと足から降ろしてあげる。

 そして、保健室のドアを開け「失礼します」と声をかけるも、反応がない。

 中を覗き込むけど、人の気配がまったくしない。


「とりあえず中に入ろっか」


「はい」


 先に入って、座りやすいように椅子などを準備して、未来ちゃんに肩を貸して椅子に座らせてあげる。

 保健室に来るのは、初めてなので勝手がわからないながらも、薬などが入っているガラス戸の棚の引き出しからビニール袋を見つけ、冷蔵庫から氷を先ほどのビニール袋にいれ、水を少し入れる。

 捻ったりしたときは冷やす。シップ薬を張る。などこれぐらいの知識しか持っていないし、正しいのかもわかっていない。

 あ、先に体育館シューズを脱がせてあげないとダメか。

 ビニールの口を縛って、中の氷水が流れないようにして、流し台に置いておく。

 足が痛むのか未来ちゃんとの会話がほとんどなくなって、捻った足を大切な宝物でも見るかのように見つめている。

 それがなにか思いつめたようにさえ感じられて、なにかを覚悟しているようにさえ思えて、危なっかしい。

 ゆっくりと未来ちゃんの前にまで行く。


「ちょっと痛むかもしれないけど我慢してね」


 足を持ち上げ、シューズの紐を解いてあげ、ゆっくりとシューズを脱がせていく。少し痛そうにしているけど、このまま靴下を脱がせる。

 靴下を脱がせることに少しの興奮をおぼえてしまい、ゴクっと生唾を飲む。

 綺麗な足が露になり、足首が赤く腫れていて、見ている俺にも痛みが移ってしまいそう。

 靴下を脱げせて、机の上に置き、先ほど作っておいた氷水の入ったビニール袋を取りに流し台に向かう。

 息遣いも落ち着いて、痛みがぶり返してきたのか、未来ちゃんがとても大人しくなる。

 流し台に到着してビニールの口の部分を持ち、未来ちゃんの前に移動する。そして氷水を足首に当ててあげる。


「ひゃぅ!」


「ごめんなさい!?」


 氷水を直接当てたのでびっくりさせてしまったようだ。

 なにかないかと、周りを探すもタオルのようなものも見つからない。少し焦って机の上を散らかしてしまったが仕方が無い。上着のジャージを脱ぎ捨て、氷水を包んで縛る。

 それを足首に当ててあげる。

 これならじっくりと冷えていくだろう。


「あの幸菜様……」


 少し目が潤んでいる。

 なにかを決意したかのような目

 だからなにも言わず未来ちゃんの言葉を待つ。


「私を……妹に……して頂けませんか」


 ギュっと胸の前で手を握って、なにかに耐えているようだった。

 だからと言うわけではないけど、この告白は異性への告白と同等の意味を持っているに違いない。

 後輩からの告白が普通なのかは知らない。

 本当は俺から言わないといけないのかもしれないけど


「今すぐ、答えは出せない」


 それが今の俺の気持ちであり


 「私は未来ちゃんのことを何も知らないのよ? あなたのことを知ってから答えを出してもいいかしら」


 先延ばしの口実のような返事になってしまったけど、何も知らないのにOKをするのは気が引けるし、本物の幸菜にも相談しなくていけない。

 数ヶ月もすれば本人と入れ替わることになる。そこで「妹です」といきなり言われても困るだろう。楓お姉さまは仕方なかった、いや、人生のBADENDを回避するという重要事項が、かかっていたし。


「私が幸菜様を振り向かせたらいいんですね……」


「そういうことに……なるかな?」


 なにかいけないものに触れてしまったように思えるけど、勘違いだよね?

 中学の時、クラスの女子に「刹那君ってどんな子が好きなの?」と聞かれたので「優しく話しかけてくれる子がいいかな」と答えたら、その日に告白されてしまった。返事を後日すると言って逃げたんだけど、いい断り方が思いつかなかったから幸菜に相談したら「にいさんが勘違いさせるようなことを言うからこうなるんです!」って幸菜に怒られたことがあった。

 まさしくその日のことを再現してるみたいじゃないか。

 ここはきっちり言わないといけないよな!

 仏の顔も三度まで。

 二回もあったかわからないけど、同じ過ちを繰り返すなってことだ。


「みら……」


 バァン!とドアが開いたと思ったら、雛が未来ちゃんに走りよって「大丈夫なのですか!」「ごめんなさいなのです!」と怪我をしている未来ちゃんがオドオドしてしまうほどで、俺の決意は一瞬にして消し飛んでしまうぐらいの勢いが、雛には秘められていることがわかった一日でもあった。

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