吸血鬼に一目惚れされて眷属にさせられましたが、実は僕には他に好きな人がいるんです。
とある紅い月の日。月食だー。と世間がちょっと騒いている中、僕はそんなことを気にせずに、家でゲームばかりやっていた。一人キルしたー。あいつにやられたー。など、一人でワーワー喚きながら、暗い部屋で画面を睨む。
次こそは……そう意気込み次のステージを開始する俺の背後に、知らない誰かがこちらをみて佇んでいることにも気づかずに……
次こそは……そう意気込み次のステージを開始する俺の背後に、知らない誰かがこちらをみて佇んでいることにも気づかずに……
第一話 何もかもが嫌になる毎日。
2025/06/14 23:27