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絵の魔法使い  作者: まっちゃぱふぇ
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プロローグ

2030年4月1日 午前6時


「よし、できた。今回のは自信作だぞ!」


「お、おぉ、夏コミ用の漫画完成したん?」


「うん、なんと今回はオリジナル漫画だ!」


「おぉ!泰喜(たいき)がオリジナル描いたの何気に初めてやん!たのしみやわ」


「期待しとけよ!究極に可愛くて微エロな最高傑作が出来上がったから」


「やっぱ微エロなのな、泰喜の絵柄ならガチエロ描いてもいいと思うねんけどなぁ」


智弘(ともひろ)も知ってるだろ、僕がエロ描いたら話が破綻するって」


「ま、まぁな。なんでガチエロになったとたんストーリーとか消え失せるもんな」


「そこをどうにかできればなぁ....」


「ま、とりま完成できたならよかったわ。俺も眠いし、また夜話そか」


「さんきゅー智弘、んじゃまた夜」


通話を終了し、出来上がった漫画に一通り目を通してみる


やはり我ながら最高に"良い"


自分が怖くなるくらいに良い


ピンク髪のロングに片目隠し、緑の目に美乳!


そして超能力系の泣けるストーリー!


今年の夏コミは、僕が頂いた!


はぁ、徹夜作業すると疲れるな。智弘も寝たみたいだし僕も寝るか


「hye,IO(イオ)、アラームを10時にセットして」


「アラームヲ、ジュウジニセットシマシタ」



ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ



「ん、んぅ。」


「うるさ、、い」


「って、もう11時?!」


「急がないと学校に...って」


「そうだ、そうじゃん、休みじゃん、今日」


夏コミ用の漫画を見て冷静になった


休みでもなきゃ徹夜作業なんてしないよな


適当にお昼でも食べて、プラモデルでも買いに行こうかな


「にしても、めちゃくちゃいい出来だよなぁ....」


見る度思わず自画自賛してしまうほどの出来だ


「でも、絵だもんなぁ....絵から飛び出してきてくれないもんかねぇ...」


そういった瞬間、手に持っていた夏コミ用の漫画が虹色に光だした


「?!」


「呼びましたか?泰喜さん」


「?!?!?!」


「は?え?はああああああああ?!」

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