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そのゴーレム、元人間につき  作者: HIGH
始まりはいつも突然
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ゴーレムとの出会い(エマ視点)

 「ふふふ、遂にやりましたよ! 定住権を手にいれましたよ!」


 私はエマ、どうみても冒険者です!

 でも他の方々はどうみても「それはない」って、言うんですよ。

 おかしな話です。

 でもこう見えてもなかなかランク以上の実力はあるんですよ?


 ですけどある日、まだ私は初心者で何か依頼が無いかなとギルドで探していたんですが、心優しい3人の男冒険者さん達が手頃な所で特訓させてくれるらしいのでお言葉に甘える事にしました。


 その森はかつては恐れられていた魔物の巣窟立ったらしいですけどここ50年ほどで大したことはないと判断されて、長年放置されていた森らしいですね。

 確かに大した魔物がいないなら私でも大丈夫っぽそうですね、他の方もいらっしゃいますし!

 頑張りますよぉ! なんて思っていましたよ。


 所が森の奥に入るなり私に襲いかかってきたんですよ! 冗談じゃないです!

 拒んだんですが男3人に力で敵う筈もなく、ここで私の冒険者人生は終わるんだな、もっとやりたいことが有ったのに……


 と思って冒険者達の後ろを見るとですよ、いつの間にか魔物がいたんですよ! 怖くないですか? 

 あんな巨体がいつの間にか目の前にいるんですよ!? 冒険者達も気づきませんし。

 この時点でもう冒険者に殺られるくらいならこの魔物にやられた方がましだと思いましたね。


 ですがその魔物、こんな場所に棲息しているなんて情報はなかったゴーレムさんは、地面を殴り付け、私達を吹き飛ばしたんです。

 あの衝撃波恐ろしいですよ、直であの攻撃受けたら絶対に助からないです、なんとか動こうとしたんですが、腰が抜けて全く立てなかったのを今でも覚えてます。

 冒険者達も同じだったのでしょう、腰が抜けてもなお後退りをしていましたが、ゴーレムさんの鉄拳により、この世から影も形もなくなりました。

 血が飛び散って私にも被害が……でも状況的に何が起こったのかは分からなかったです、一瞬の事でしたし。


 すると、今度は私の番なのか、こちらを見てきました。

 その時点でもう死ぬ覚悟はできてますよ、ええ、森を好き勝手歩き回ったんですから、それと生かしておく理由ないですもんね。

 あろうことか、ゴーレムさんは私を無視してそのまま何処かへ行ってしまいました。

 これは、助けて頂いたのでしょうか?

 なら、お礼を言わねば!


 おそらく「俺に着いてこい!」と言う事ですね!

 よし、でも他の魔物に見つかると危ないと思うので身を隠しなから行きましょうか。

 途中で何度か転びましたが大きな怪我もなく、ついていきました。

 

 はぁー! ここがゴーレムさんの棲み家って奴ですか、何ですかここ! 自然が綺麗すぎませんか!?

 なにやら持っていた木を卸しましたが、何に使うんですかね?

 聞いてみましょうか?


 「あ、あの! すいま、きゃっ!」   


 痛てて、何ですかこの穴? 深く無いですか?

 ちょっと出られる気がしませんね。

 まさか落とし穴があるとは、驚きです。


 すると、姿は見えないんですが誰か来たようですね。

 恐らく魔物のお仲間でしょうか? 何を話しているのかはさっぱりです。

 魔物の言葉は人間じゃ分かりませんし。

 あれ? ゴーレムさん? 私の事忘れてます? 遠ざかる音が聞こえるんですけど!


 「あのー、誰かいませんか!」


 ダメですね、これはゴーレムさんが帰ってくるまで待機です。

 あ、だめです、なんかこの空間ひんやりしてて気持ちいい……ぐぅー。



 ……っは!? 寝てました! なんと言う失態。

 ですがそろそろ近くに誰か来ましたかね? 足音が聞こえますよ。


 「あのー? 誰かいませんか~」


 するとゴーレムさんが顔を覗かせてくれました!

 これは助けてくれるチャンスでは?


 1時間ほどですかね、全然出してくれないんですよ! 

 結構酷いです!

 何だかんだで出してくれたんですけど、ゴーレムさんってお茶目なんですね!


 その後、何処かへ歩いていこうとするのでついていきました。

 するとそこは川だったんです! 丁度水浴びしたかったんですよ、汚れてるし、優しいなぁゴーレムさんは、あと気が利きますよね。

 裸になった訳ですけど、別にゴーレムさんは魔物ですし、そう言う行為をしないタイプですよね、問題ないです!


 というか、この川も森に負けず劣らず綺麗なんですよね、どうしてこんな森が放置されているのでしょうか。

 あ、川魚です、思わず獲っちゃいました。

 ゴーレムさんに、相談しようとしたんですけど、お腹が空いていたので食べちゃいました。


 私は、これからどうしようか迷いますね。

 そのまま帰れば服装から怪しまれるかもしれませんし、戻ってしまい、他の方々の所在を聞かれてしまえば長年放置されていたこの場所に調査をされてはゴーレムさんが迷惑だと思うんです……居座ろうかなぁ、快適ですし。

  

 なんて考えている内に、寝てしまっていたのでしょうか?

 ゴーレムさんに凭れていた様ですし、でも何故か火を着けた場所からは離れてますね、不思議です。


 まさかゴーレムさん、寝ずに私を守るために、離れないでくれたんですかね!

 お礼がいくつあっても足りません!


 「あ、ゴーレムさん、おはようございます、先日は助けて下さりありがとうございます」


 するとゴーレムさん、何処かへまた行ってしまう様です、就いていこうと思いましだ。

 拒否されました、大人しく待つとしますか。


 ゴーレムさんを待っている間に川で遊んでいたんですが、突然頭に衝撃が走って思わず水にダイブしてしまいました。

 敵か! と思ったんですが、何もなかったので少し怖かったです。


 結構な時間帰ってきませんね、少し寂しいですよ、でも、ゴーレムさんも不思議ですね、魔物は人間の言葉なんて分からない恥ずかしなんですが胴も理解をしている様子でした。

 過去に何かあったんでしょうか。


 夕方位ですかね? ゴーレムさんがお友だちを連れてきたんです!

 私に紹介してくれるんですかね?

 私がゴーレムさんの名前を呼んだあと、回りにいた魔物さん達が騒いでいたんですけど、歓迎でしょうか?


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