たい焼きの恨みは怖いぞ!
作「最近忙しくて投稿ペース落ちてる作者です(´・ω・`)
マジですいません。」
ア{まあ、見てる人なんてそうそういないと思うけどね}
作「うんしってた。(ヤケクソ)」
静寂と暗闇の中に一つの大きな影が鎮座している。
そこへ、
ぬらりとした皮膚に蝙蝠の様な羽をもつ異形な者達が集う。
ノーデンス「、、、、やはり仕掛けてきたか。」
ずっしりとした重低音が暗い空間に響く。
夜鬼「そのようです。
やはり拠点を移動したのは正解でした。」
ノーデンス「それにしても困ったものだ。
奇襲。しかも我ら旧神の力が弱まっているこの時期に、、、、、。
黄衣の王、、、、奴は何を考えている?」
夜鬼「申し訳ありません。我ら夜鬼としても、なかなか近づけない次第でして、、、、。ただ分かっているのは、黄衣の王、、、、。
奴はかなりの策士と言っていいでしょう。
それゆえ、気をつけていた方がよろしいかと。」
ノーデンス「それは分かっておる。
黄衣の王よ。
今は泳がせてやる。
だが忘れるな。
常にお前は我の手中にあることを。」
◇◇◇◇
一瞬にして終わったノーデンス爆破作戦から
1週間がたった。
クトゥグアはオンラインゲームのイベントやらに没頭。
その横でハスターは黄衣のホツレなどを治している。
俺は特にすることも無いので外で散歩。
もちろんイケメン(笑)フェイスで
はー。
平和だなぁ、、、、。
そう言えば邪神になってからバタバタしてたしなぁ、、、、。
ツッコミめっちゃしてたし、、、、。
ようやくひと段落ついたって所か?
うん?なんかいい匂い。
あ、あそこのたい焼き屋か!
めっちゃ旨そうやん!
「おっちゃん!たい焼き一つ、、、、」
、、、、そう言えば、アイツらも食べるかな?
「やっぱり3つで!」
「毎度っ!」
○○○○
「戻ったぞー。」
もうほとんど我が家同然のクトゥグアのアパートの玄関をあける。
「ん?」
あれ?なんで靴が3足もあるんだ?
おかしいな?
俺がアパートを出た時は無かったのに。
とりあえず上がって見るか。
???「どうも。お邪魔してます。」
深々と頭を下げてくるスーツ姿の男がいた。
え?誰?
ハ「おかえりなさい。」
ク「おかえりなのだ。我が友よ。」
その前にこいつ誰だよ!
クトゥグアに聞こうとして目線を向ける。
だがクトゥグアはやっぱりゲームしてる。
流石ゲーマー!
もう100時間以上は経ってるのに、椅子の位置も手の位置も何もかも変わってねぇ!
そこにシビれるあこが(ry
くっそ。
使えねー邪神だ
いや、マジで誰?
俺{ハスター。これ誰?邪神?}
ハ{はい?あ、この方はニャルラトホテプ。
いわゆる、這いよる混沌ですよw}
俺{(´º∀º`)ファーw
あの這いよる混沌!?
あの仮面ライダー好きな!?
もっと言えばあのフォークが}
ハ&ク&二「「「フォーーク!?」」」
俺「なんでお前ら念話聞こえてんだよ!」
いきなり一箇所に集まった邪神達を見て言う。
え?
これって実は結構聞こえてたりするもんなの?
だったらマジで恥ずかしい、、、、。
俺「まあ、いいや。
ニャルでいいよね?」
二「好きに呼んで頂いて結構です。
あと、その中のたい焼き美味しかったです。」
俺「は?、、、、。」
ゴソゴソ
ねぇ。
俺のたい焼きが!!
ク「ぶえがつ。のごしあんがのがぶぇっとくなかんなぅあ。」
(だがなぁ。たこ焼きの方が良かったんだがなぁ。)
口をモグモグさせている超絶美少女。
クトゥグア、、、、お前もか!
ハ「そうですか?私はたい焼き好きだからいいですけど。」
と言って触手を蠢かせている名状しがたきもの。
二「私もたい焼き派の邪神ですね。
まあ、粒餡なのが納得いきませんが。
やっぱりこし餡でしょうに。」
ク「いやいや、粒餡こそ至高。
私の腹に住むミ=ゴもそう囁いておるわ」
そんな所にミ=ゴがいてたまるか!
ハ「私はカスタードクリームのほう、、、、。」
ク&二「「「それはないわ。」」」
俺「おいお前ら。
いい加減、
ぶっ飛ばすぞ。」
ハ&ク&二「「「はい。調子乗りました。
だから許してください。
何でもしますから。
(なんでもするとは言ってない。)」
俺「なんで()の中もぴったし同じこと言ってるんだよ!」
マジなんなんだよこいつら!
なんで次から次へと面倒事を、、、、。
二「コホン。まあ私、這いよる混沌と申します。
色々な情報提供や世の中の流れを旧支配者に伝えているのですよ。」
俺「それはご丁寧にどうも。
だがしかし、これでたい焼きの恨みが無いことに変わりはないからな!」
二「まぁまあ、。
外なる神はなかなか地球のものが食べられないから、食べられるうちに食べておくんですよ。」
俺「理由になってねぇ!」
すると
ク「なあ、クトゥルフよ」
俺「なんだ?もうたい焼きなら無いぞ?」
ク「違う。重大なニュースだ。」
深刻そうに言う。
なんだ?
深刻な顔をする時はゲームから離れてからにしろよ、、、、
クトゥグアがニャルに向かって顎でくいっくいっと指示している。
二「まあ、そのニュースというのはですね?
ノーデンスはまだ生きています。」
まあ、ですよねぇー
なんとなくそんな感じはしてたよ?
そんな簡単に死ぬわけないって!
なんで爆破オチなんだよ!?
って思ってたよ!
ハ「まあ、そんな訳で。
いつになるかは分かりませんが
今度こそ本当に戦争になるかと思われます。」
だろうな!
家ぶっ壊されて黙ってるおじさんじゃないと思うよ!
クソが!
俺「まあ、あのクソジジイがその程度でくたばるとは思えんけどな。」
ハ「奴はゲートボール会場爆破したのを怒ってるんですかね?」
俺「お前、そんなことやってたのかよ、、、、。」
ク「いや、私がゲートボールで取ったトロフィーを全部燃やしたのが原因な気がするぞ?」
俺「だからなんでそんなことやってんだよ!!」
ハ&ク「え?
ノリ?w」
俺「完全にお前らが原因じゃねぇーか!!!!」
横で口笛を鳴らしてるニャル。
こいつもあとでぶっとばしてやろう。
俺「でも勝てんの?
ノーデンス。結構な戦力あるんじゃないの?」
二「たしかに、このまま戦力で戦えば負けるでしょう。」
俺「じゃあいざぎよく謝りに行ったほうがいいんじゃ、、、、。」
二「はい?
私は負けるでしょうとはいいましたが、
勝てないとは言っていませんよ?」
俺「え?」
二「私は魔王から生まれたもの。
そして外なる神。
その私が旧神と戦えばどうなるか
答えは簡単。
完全に戦況を裏返すことが出来るでしょう。」
その会話を聞きながら
ニヤっと笑う黄衣の王を見たものは誰もいなかった。
作「ニャルようやく登場だねぇーw」
ア{かっこいい終わり方してるけど、この間ボコボコにしてたよね?}
作「ん?そんなことあったっけー(すっとぼけ)」
ア{なんで棒読み、、、、。}